成長と変化の原則



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From;秋山大介

あれは、土曜日の深夜1時ごろのことです。

私は、実家の仕事を終え、東京へ移動すべく、東北道を走っているときでした。土曜日のこの時間は、ほとんどクルマが通っていません。運搬系のクルマも、この時間は、サービスエリアで仮眠中で、一般のクルマも同じように仮眠中です。だから、あたりは真っ暗ですが、クルマが周囲にいなく走りやすいので、私は、クルマを一定速度に保ちながら、進んでいました。

個性主義は人を惑わし、欺く。

すると突然、このような言葉が私の耳に入ってきました・・・

『今の社会には個性主義が蔓延している。人間の成長に求められるプロセスを踏まなくとも、個性の効果性、豊かで人間関係を手に入れ、充実した人生を手っ取り早く示唆しているからだ。

しかしそれは絵空事である。「働かなくても簡単に金持ちになれますよ」と、そそのかしているようなものだ。

(中略)

個性主義は人を惑わし、欺く。個性主義のテクニックや応急処置的な方法で成功を手に入れようとするのは、デトロイトの地図でシカゴのどこかを目指すのと大差ない。』

あっ、ホラーではありませんからね。土曜日の深夜なんて言うと、ホラーみたいですよね(汗)

違います・・・
実は、これオーディオブックから流れてきたものです。今、私はクルマの移動が多いので、そのときの時間の有効活用として、オーディオブックを聴いています。しかも、4月以降は『7つの習慣』ばかりを聴いています。

というより、、、収録時間が「約20時間」なので、ま~、一往復では聴けないわけですよ。。。だから必然的に、毎回続きを聴いているので、ばかりになってしまっているということです。

ちなみに、最近私の話に『7つの習慣』が多いのは、私についている外国人のコーチの影響です。彼は、この『7つの習慣』を普及した人で、その人は、ある意味、この7つの習慣を世界で一番実践している人と言っても良いでしょう。ですので、毎回のセッションで、明言はしないのですが、近しい言葉がよくでるので、復習の意味を込めて聴いているのです。

で・・・実は、この『7つの習慣』ですが、20代のときに読んだときは、はっきりいって青かったのか、バカにしていたのですよね。でも、今立場が変わり、身にしみることばかりなので、余計にのめり込んで聴いています。

個性主義=まやかし

余談はここまでにしますが・・・この冒頭の言葉は、印象的でした。これは何の話かと言うと、「成長と変化の原則」です。一言で言えば、「成長や変化には絶対に避けられないプロセスがあり、それが成長と変化の原則である」ということです。なかなか深いですよね。その例え話として、個性主義という話が出ていました。

この本は、20年以上前に書かれたようなのですが、個性主義は、やや形は変わっているかもしれませんが、現在も続いているかもしれません。そういった意味では、なるほどな~と思う言葉です。

端的に言えば、「個性主義さえあれば、個性主義が超越し、上手くいくようになる」と個性主義は言っているが、現実は、決してそのようなことはないと指摘しています。さらに言えば、個性主義で成功を手に入れようとするのは、間違った地図を手に入れて、目的地に向かおうとするようなものであるとも言っています。また、個性主義は、自分自身を知らず、理解しようとせず、鈍い絶望感でやり過ごそうとしているとも言っています。

だから、もっと端的に言えば、「個性主義=まやかし」ということです。

赤ちゃんが走るまでのプロセス

さて、そこで観ていただきたいものがあります。それが、こちらです。

これは、赤ちゃんの動画です。(私の息子のもので申し訳ありませんが…)もう間もなく生後3ヶ月を迎えようとして、すこ~しずつ動きが大きくなってきました。そして、そろそろ寝返りをしそうだな~という雰囲気が漂ってきたときの動画です。では、赤ちゃんは、ここから走るまでに、どのようなプロセスを経て、成長するのでしょうか?私は、これから実体験をしますが、

◯寝返りを覚える

◯ハイハイをする

◯歩く

◯走る

というプロセスを必ず通るでしょう。これに異論がある方はいないと思います。だって、あなた自身も、私もこのようなプロセスを経て今に至っているわけですからね。でも、個性主義は、このプロセスを飛ばし、「寝返りを覚える」⇒「走る」に行こうとしていると言います。確かに、そうかもしれません。

避けられないプロセスから逃げると…

つまり、ここで言いたいのは、「成長や変化には絶対に避けられないプロセスがある」そうです、先ほどお伝えした言葉です。どのプロセスも成長のために省けないのに、無理に省こうするのは、ナンセンスだということです。だから、「成長プロセスは、全て経験する必要がある」ということです。

反対に、このプロセスを全て経験しないのは、「絶望とフラストレーションが溜まり、良いことはない」ということでした。

さて、この話ですがシステムトレーダーに置き換えてみてください。例えば、斉藤正章さんは、「検証に失敗はない」と明言しています。その理由は、失敗と思われる検証は、
単にその方法では成功しないと分かっただけだからです。きっと、これは斉藤さんにとって、成功を手にする売買ルールを作るには、不可欠なプロセスなのでしょう。というより、これがシステムトレーダーが利益を手にするために必須のプロセスなのでしょう。

警告!それは本当にムダですか…?

ですが・・・あえて、私は警告したのですが、システムトレーダーの中には、「なぜ、そんなムダなことをするのか?」と問い続け「もっと効率を・・・もっと効率を・・・」と、ムダを避け効率を追求する人が存在しているのは否めません。でも、これは成長と変化の原則にもとづいて考えると、正しいのでしょうか?

例えば、赤ちゃんは寝返りを覚えるのに、何度も何度も失敗をするでしょう。実際、私の息子も、頑張って首を右左に振ったり、身体を動かそうとしているのですが、何回やっても上手くいきません。でも、その失敗を積み重ねることで、筋力がつくのか分かりませんが、学習していき、寝返りを覚えるのでしょう。そして、今度は、ハイハイできるようになるまで、何度も何度も失敗するのでしょう。

もし、私がこのときの息子の姿を見て、効率を追求し、ムダを避けたら、一気に歩かせることになってしまいます。でも、人間それは無理だということを私もDNAレベルで知っています。だから、決して成長するためのプロセスを省こうとはしません。

そういうことです。
きっと、システムトレードも、この成長するためのプロセスがあるはずです。そして、それは一見ムダに見えたり非効率なことが、実は成長のプロセスなのでしょう。ですので、「もっと効率を・・・もっと効率を・・・」と求めるのは、危険なのではないかと思います。

プロセスを超えて待つものは…

だって・・・原則で言えば、プロセスを飛び越えるということは、「絶望」と「フラストレーション」が待っているのですから。。。

もし、今あなたが、絶望はないかもしれませんが、フラストレーションがあるなら、この視点であなた自身を見つめ直してみると良いかもしれません。どこかに、飛び越えてしまったプロセスがあるかもしれませんよ。

 

<追記>

そうそう、一つ矛盾ではないかということについて補足しておきます。西村の記事によく「効率良く」「最短ルート」とありますが、これは、プロセスを飛び越えるものではありませんのでご注意ください。

間違った地図を手に入れて、目的地に向かおうとせず、初めから正しい地図を手に入れ、目的地に向かうために必要なプロセスを全て経ていきます。だから、特別プログラムなどでは、あれだけの実績がでるのです。

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。