知識の穴理論



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From:秋山大介

知識の穴理論…

この言葉にピンときたあなたは、きっと『システムトレードの達人・マル秘戦略レポート』を、お読みいただいている方かもしれません。実は、この話「まえがき」に書かれていたものなのですが、本題の売買ルールの改良の話よりも反響があった話題です。

この話ですが、西村と同じ人から学んだこともあり、私もよく色々なところで「受け売りですが…」と前置きして(笑)話す内容です。今日はお盆休みの方も多いでしょうし、この休みの期間を利用して、知識を深めようと考えている方も多いでしょう。きっと、そのような人には、非常に役立つ話だと思います。

さて、「知識の穴理論」と聞いて、あなたは何の話を、これから私がしようとしているか気がつくでしょうか?もし、気がついていれば、きっと、あなたはマル秘レポートの読者ですよね(笑)もし、その場合は、他の方に先を話さないでくださいねwww

仕事で必要なスキルとは?

では、この知識の穴理論の話をするにあたり、私がビジネスという分野で、一番はじめに何から勉強することをオススメするかという話をしたいと思います。世の中、仕事のスキルや能力って色々ありますよね?本屋さんい行けば、ありすぎて訳が分からないくらいです。もちろん、仕事のうえではじめに勉強しなければならないのは、「あいさつ」などでしょうけど、そこは飛ばさせてください(笑)その先に、仕事のスキルや能力として、何をはじめに身につければ良いか?あなたはどう思いますか?

例えば、こんなものがるかもしれませんね。

◯伝える能力(言語コミュニケーション=話す言葉)
◯伝える能力(非言語コミュニケーション=書く言葉)
◯論理的思考
◯複眼的思考
◯洞察力
◯分析能力

他にもたくさんあると思います。あとは「問題解決能力」などもあるかもしれません。ですので、人によって、千差万別だと思います。でも、私は人から聞かれると、必ずこれだと言います。それが・・・

何よりも必要なもの…

「プレゼンテーション技法」です。私は、どのようなスキルや能力よりも、まずこれを身につけるべきだと考えています。その理由は、2つあります。1つ目は、自分自身が経営学修士(MBA)を取得する際、一番始めに学んだことだから。つまり、経験から、もしこれを一番始めにしなかったことを想像すると、数々受けた授業の中で、一番恐怖を感じるものです。ファイナンスでもなく、マーケティングでもなく、他の何かでもなく、これがもしなかったら、一番恐怖を感じます。そして、2つ目の理由は・・・

「知識の穴」を広げる上で、一番重要だからです。ようやく出てきましたが、これが「知識の穴」の話です。そもそも、知識の穴とは何か?ですが、その話をするうえで、「穴」の話をさせてください。

想像してみてください

想像してみてください。あなたが、深さ10㎝の穴を掘ってくださいと言われたら、その穴の径の大きさはどれくらいになるでしょうか?おそらく、それほど深いものには、ならないでしょう。砂場あそびに使う道具で掘れるくらいでしょう。

50㎝の場合は?

でも、それが「50㎝」になったらどうでしょうか?これ実際に経験したことがある人は、想像できると思いますが、50㎝掘るのって、けっこう大変なんですよね。シャベルで根性入れて掘らないといけません。だから、自ずと穴の径は大きくなるでしょう。

では、「1m」ではどうでしょうか?これは明らかに、これまでよりも径が大きくなるでしょう。では、「30m」ではどうでしょうか?おそらく、このレベルは、徳川埋蔵金発掘レベルですので、あれくらい大きな径でないと掘れません。

というように、穴は深く掘ろうとすると、地質調査で使用するボーリングで掘らない限り、径は広がります。でも、ボーリングで掘った穴は、穴といえるほどのものではないので、やはり深く掘るには、径を大きくしないといけないのでしょう。

知識の穴理論の全貌

そうです。これが知識の穴理論です。この図を見てください。(これは私がプレゼンテーション技法を教えるときに使うもの抜粋です)

確かに、仕事の世界では、様々なスキルや能力があるのですが、結局は、この図のように、各分野の狭い穴をほっているに過ぎません。だから、穴で考えると、その小さな分野だけ、いくら掘っても深く掘れないのです。

そして、このスキルや能力では、目の前のことが解決できないと気がつくと、他の穴を掘り出し、まるでモグラ叩きのように、所々に穴が散乱していまいます。

つまり、一つの穴だけ掘ろうとしても、限界があるということです。そこで、次の図をみてください。

急にプレゼンテーション技法の話に戻りますが、プレゼンテーション技法では、ここに書かれたスキルや能力が全て求められます。つまり、これまで単独で掘っていた穴を、大きな一つの穴にして、つなげる作業が必要なのです。

すると、何が起きるでしょうか?それがこの図です。

あら不思議・・・単なる理屈の話に聞こえるかもしれませんが、これまで散乱していた穴を一つの大きな穴にすることによって、単独で掘っていたときよりも、深い穴が掘れるのです。

つまり、スキルや能力は、穴と同じように深く掘ろうするには「できるだけ大きな穴を掘らないといけない」ということです。

限界点を越えるには?

でも、仕事のスキルや能力が代表するように、多くの人が単独で穴をほって限界を感じ、モグラ叩きの穴のように、これがダメなら、次の穴と散乱させます。もしくは、強引にもっと掘ろうとして、シャベルをドリルに持ち替えたりと、新しい道具に頼って、何とかその限界点を越えようとします。しかし、それもあえなく失敗ということも多々でしょう。

カンの良いあなたであれば、もうお気づきでしょう。知識の穴理論とはそういうことです。ですので、もしあなたが今攻略したいことなどに限界を感じていた場合は、道具を持ち帰るのではなく、穴を広げる発想をしたほうが良いということです。

強引に穴を深く掘ろうとしている限り、その限界点は越えられないということです。でも、穴を広げれば、実際の穴と同じように、単独で掘るよりも、限界点を容易に越えられるようになるでしょう。

ちなみに、私はそのようなこともあり、数年前から政治の勉強を始めました。また、家業の都合もあり、建築の勉強をしているのも、今は、知識の穴を広げる一つになっています。だって、世の中の原理原則という側面では、どれも共通していますからね。

ということで、本当は最低でも30分を掛けてじっくり話すことを、ぱっと説明しているので、どこまで上手く伝わったか分かりません。でも、この知識の穴の話から、もしあなたが何か限界点を越えられなくて困っているなら、何か突破口が見いだせれば幸いです。

最後に、もっと重要なことが…

あっ、そうだ!一つ重要なことを言い忘れていました。この話をすると、プレゼンテーションには、例に挙げたようなスキルや能力が必要だと思われてしまいますが、実際は、全く違います。重要なのは、

「◯◯◯分析」

です。

これができなければ、ど~んなスキルや能力を身に着けても「100%ムダ」です。これはトレードの世界でも同じで、斉藤正章さんも、西村も、しっかりとトレードの世界で分析していますよね。この答え…気になる方は、私にこっそり聞いてくださいね(笑)

ー秋山 大介

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。