日本株再上昇のタイミングは？

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From；西村剛

昨日（11/21）の日本株は上昇しました。

日経平均株価は、前日比0.7％プラスの22416円48銭、マザーズ指数は前日比0.6％プラスの1153.06ポイントでした。前日の米国株が上昇したことを受け、日本株も上昇しました。

もう日本株は失速なのか？

昨日の動きを見る限り、一時揉み合いになったり、株価の天井を匂わせる展開もありましたが、依然として上昇トレンドが継続していると考えられるでしょう。しかしながら、そうはいっても一時急上昇と比較すると、何か物足りなく感じる個人投資家も多いのではないでしょうか。もしくは、やはりこれ以上の上昇は難しいのではないかと感じる個人投資家も多いかもしれません。そこで今日は、日本株の今後の展開について、私の見解をお伝えしましょう。

冷静に指標を見ると…

そこで、冷静に指標をもとに状況を把握したいと思います。まず、25日移動平均線で見てみます。日経平均株価は、11/9(木)に高値23382円15銭を付けた後に下落しましたが、直近では25日移動平均線を底値に反転しました。少なくとも、日経平均株価が25日移動平均線を上回っている限りは、上昇トレンドが継続していると考えて良いでしょう。また、過熱感を見ると、RSI(9日）は34％まで低下しています。この水準は、どちらかというと売られ過ぎです。ということは、再び上昇する可能性がここにもあると考えて良いでしょう。

再上昇のタイミングは？

では、その再上昇のタイミングはいつか？ですが、それはおそらく、米国ダウ指数が上場来高値を更新した時でしょう。今、米国ダウ指数は、高値更新にあと0.7％までの水準に到達しています。これぐらいの水準ですと、近日中に高値更新も十分に考えられるでしょう。

12月は米国株が強い

しかも、米国ダウ指数は、12月に上がりやすい傾向があります。中でも、12月は一年の中で最も上昇しやすい傾向があります。そうなると、12月に向けての買い支え材料にもなるので、これからの再上昇を期待できるでしょう。

今は押し目買いのチャンス

つまり、今日本株市場は、押し目買い戦略が有効に機能するタイミングなのではないかと考えています。そういった意味では、私たちシステムトレーダーは、この戦略に注目するのが良いかもしれません。

私たちシステムトレーダーがすべきこと

ただし、いつものことながら、将来の株価がどのように動くかは、誰にも分かりません。ですので、注目とはいっても、いつもと変わらず、株価が上がっても下がっても対応できるように売買ルールの準備をしておきましょう。

また、決して目の前の株価に翻弄されることなく、私たちは、シグナルの奴隷のごとくシグナル通りにトレードを続けていきましょう。それが、私たちが着実に利益を積み上げる最善の方法です。そして、そうすることで、あなたの望む成功へ、また一歩近づくことができるでしょう。

再び高値を更新してくると、周囲が慌ただしくなるかもしれません。ですが、いつでも私たちは私たちの道を真っ直ぐ進みましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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