どうして私の持ち株は上がらないの?



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From;横山利香

楽しく!手堅く!がっちり!株が大好き横山利香です♪

日経平均株価が2月の急落以来、節目となる2万3,000円を突破してきました!

個別企業の決算発表も一通り終わりましたね。ここ数年、決算発表を節目に一段高が続き、大変良好な需給が継続。アベノミクス相場を謳歌した個人投資家も多くいたことでしょう。その甲斐あって、日経平均株価は1月に2万4,000円の大台を突破したわけです。

とても難しい決算発表対応を迫られたマーケット

その後、日経平均株価は急落を強いられましたが、3月につけた安値から上昇トレンドを継続させています。ただ、今回の決算発表はとても難しい決算発表対応を迫られたマーケットだったと言えるでしょう。個人的には、ドル円相場の影響などもあり、見通しが明るい銘柄と、慎重な銘柄に分かれた決算発表だったと考えています。

どうして私の持ち株は上がらないの?

「あーん(イライラ)、日経平均株価が2万3,000円と高いのに、どうして私の持ち株は上がらないの?動かないの?」と思っている人も多いことでしょう。これは、ここ数年、相場全体の上昇とともに個別銘柄も総じて株価が上昇してきましたが、そうした環境もいよいよ終盤を迎え始めたからでしょう。

今後は人気のない銘柄はさらに人気がなくなり、需給がますます悪化して、そして、耐え切れなくなった人たちのなりふり構わない売りで徹底的に叩き打ちのめされる可能性があると考えています。反対に、人気を集める銘柄が少なくなってきている現状、人気のある銘柄にはより多くの買いが群がり、結果値動きがいいからさらに買いが集まるという好環境が続く地合いになっていく可能性が高いと考えています。

こんなときこそ、テクノ・ファンダメンタル!

これから新たな相場が始まるなら、テクノ・ファンダメンタル分析を活用できなければ、指数高の割に個別安の状況に追い込まれ、結果の出ない環境にイラつくことでしょう。

上昇トレンドにつかなければ、株価は上がりません。好業績銘柄でなければ、株価は上がりません。そして、この水準から買い上がれる材料が必要なのです。ですから、テクニカル分析でトレンドフォロー戦略で、かつファンダメンタル分析で好業績銘柄を選ぶことができなければ、相場の上昇に乗れない可能性が高いでしょう。

苦しい状況を強いられているなら、今選択している投資手法が効かなくなった証であり、見直しを迫られているのです。ファンダメンタルが変わろうとしている今、投資戦略の見直しが必要なのです。

指数が今後ぼちぼちの上げ下げで水準を維持する環境なら、私たち個人投資家が好きな新興市場では銘柄選別が進むでしょう。会社四季報夏号の発売が次なるチャンスです。

出来高が「ピコ♪」

相場の波に乗りやすい、出来高が「ピコ♪」と反応したら、それに乗る!チャートで狙う大化け期待の有望テーマ成長銘柄をぜひ発掘してみましょう!

会社四季報夏号に備えよ!!

ー横山利香

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。