総裁選後の株価の動向は?



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From;西村剛

20日の日経平均株価は小幅上昇しました。

ここ数営業日で日本株市場は大きく上昇しています。ここまで急ピッチで上昇していることに驚いている方もたくさんいるでしょう。

本日は、今後の株価動向について私なりに考えてみました。

 20日の日経平均株価は、前日比0.01%プラスの2367493銭、マザーズ指数は前日比0.4%マイナスの1026.05ポイントとなりました。

 前夜の米国ダウ指数が上昇したことを受けて、日経平均株価の上げ幅も一時100円を超えました。しかし、引けにかけて、利益確定売りが出たことで、上げ幅を縮小しました。

 910日から上昇が続き、わずか8営業日で日経平均株価は約6%上昇しました。急速に株価上昇していることで、驚いている方もいるかと思います。

 日経平均株価の現状を分析すると、RSI9日)の数値は81%、ボリンジャーバンドでは+2σから+3σの間に位置していることから、短期的には「買われすぎ」の状態であると判断できます。また、短期的に大きく株価上昇したことで、心理的にも過熱感が出ています。

 以上から、ここ営業日以内に、短期的な調整があってもおかしくないと考えます。

ただし、安倍首相が無難に自民党総裁選に勝利したことで、新たな内閣人事への期待感が出てくることや、北朝鮮情勢も明るいニュースが出ていることで、内外の環境が良好な状況です。よって、調整があった場合でも、大きく下がる可能性は低いのではないでしょうか。

 調整幅としては、5日移動平均線の23336円あたりが一つの目安となりそうです。これ以上は下がらず、とどまるのではないかと考えています。

 この局面、有効な戦略は?

 こういった局面で有効に機能する戦略は、まさに「押し目買い戦略」です。押し目買い戦略は上昇トレンドにある銘柄の一時的な株価下落を捉える戦略であり、システムトレードでは代表的な戦略の一つです。

 この戦略は、勝率が60%前後と高いのが特長であり、今のような相場では一番の稼ぎ頭となる戦略です。上昇トレンドを形成している最中に、一時的に調整するような場面は、押し目買い戦略の絶好のトレードチャンスであり、そのチャンスが数営業日中にやってくる可能性が高いと考えています。

 やはりシステムトレードは、株式市場が上の方向でも、下の方向でも大きく動き始めたタイミングが、一番利益になります。今は、株式市場が上向きに推移していることで、順張り戦略や押し目買い戦略などが機能しやすい地合いになっています。

 これらの戦略について、まだ準備が済んでいない人は、急いで準備を進めてくださいね。

―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。