絶対に参加したいお祭り



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




From;田村祐一

毎年この時期になると、私は必ずすることがあります。

それは、「東証IRフェスタ」の予約です。

「東証IRフェスタ」とは、、、

東京証券取引所が上場企業や証券会社などを約70社近くも集めて、
各企業が自社の説明会を行うお祭りのようなイベントです。

普段は目にすることや接する機会のない企業がブースを開いており、
直接IR担当者から、事業内容や将来の見通しを聞くことが出来ます。

会社によっては、IR担当者ではなく、会社の重要なポジションを担っている人が立っていることも良くあります。中には、社長がそのブースにいて直接話が出来ることもあり、個人投資家にとっては、またとない機会となる可能性もあります。

これ実は、結構よくあるんです。IR担当の渋い中年のおじさんだと思って気軽に話していたら、実は社長だったなんてことも過去にありました(笑

この東証IRフェスタは年に一度しか開催されませんので、時間がある方はぜひ、参加すると良いでしょう。

■東証IRフェスタ2014
https://www.tse-irfesta.com/

■出展企業リスト
https://www.tse-irfesta.com/company/

今回のIRフェスタの主催者は東証ですが、
名証や野村證券等が主催のフェスタも行われています。

ただし、私にとって「東証IRフェスタ」は数あるIRフェスタの中でも特に重要視しています。

理由は、「開催時期が毎年2月」であるからです。

2月という時期は、3月決算企業にとっては、第4四半期にあたる時期です。

この時期は、その年度の決算の着地がおおよそ見えている状態であり、
かつ、来期の業績見通しについても計画している段階です。

そのような時期に、会社の数字を知っている人間と話すことが出来るので、東証IRフェスタは非常に重要な情報収集の場と言えるでしょう。

3月期決算の企業は、4月下旬から5月中旬に「2014年3月までの決算」と「来期(2015年3月期)の業績予想の数値」を同時に発表します。

4月~5月に発表される決算情報の一部を、このIRフェスタで掴むことが出来れば、投資を有利に進めることが出来るのは間違いありません。特に、2019年は消費税増税が予定されています。消費税増税によって業績が変動する可能性が高いでしょう。

ただし、その影響の大きさは業種や企業によって異なり、素人が机上の空論で考えるよりも、その道のプロに影響度合いを聞いたほうが正確かつ近道でしょう。

もし、あなたの気になっている企業がこの東証IRフェスタに出展しているようでしたら、ぜひ、直接、出展ブースに行って来期業績のことについて聞くと良いでしょう。

ただし、担当者に来期以降の業績見通しを質問する場合には注意が必要です。

「来期業績予想数値はどうですか?」と質問しても、

「現在、来期業績予想を作成中ですので分かりません。」
「決算発表と同時に発表するのでお伝えできません。」

などと曖昧な回答をされてしまいます。

直接的な質問は、相手方が適当なことを言えなくなるので、出来る限り遠まわしな表現で質問する必要があります。

質問の仕方の例を挙げると、

・御社にとって消費税増税は業績に良い影響を与えますか?
・消費税増税で売上と利益は拡大されますか?
・売上と利益が減少する懸念が出ますか?

上記ののように来期業績の予想数値を直接聞き出すのではなく
消費税増税で「売上と利益が増えるか、減るかの傾向」を聞くようにします。

さらに、どの程度増加するのかまで聞けると、なお良いでしょう。

これも直接的に「何%減少(または増加)するのか?」ではなく、「ちょっと」「かなり」などの曖昧表現で聞き出しましょう。私のイメージでは、「ちょっとの減少」は、前年比-10%以内で考えます。「けっこう」「かなり」「とても厳しい」等の表現だと、「前年比-10%以上」の売上げ減少を見込みます。「ほぼ影響なし」「むしろチャンス」等の回答が得られた場合には、前年比でトントンもしくは増加の可能性が高いと想定します。

以上のような質問であれば、担当者は回答してくれる可能性が高く、来期の業績予想の傾向を推測することもできるでしょう。このような質問は電話で聞き出すことも出来ますが、IRイベントですと直接会って話しをすることで、担当者も詳しく教えてくれることがあります。

詳しく教えてくれることで電話で聞き出すよりも、更にその企業の業績がイメージしやすくなります。「電話で聞くこと」と「直接会って聞くこと」では、それほど大きな差がないように感じるかもしれませんが、この差は正直かなり大きいです。

私の経験からすると、直接会って話を聞いた方が

担当者は情報を気軽に話してくれることが多いことはもちろん
担当者の表情や動作、声のトーンからも情報を得ることが出来ます。

「直接話す」>>>>>>「電話」>>>>>>>「紙(決算資料)」です。

スマホの発達で気軽に手軽に企業情報を得られるようになっていますが、今でも、このような地道な情報収集は有効な情報源です。

むしろ、無駄な情報や、むしろ害悪な情報もたくさん流れており、だからこそ、自分の足で稼いだ情報が生きてきます。ぜひ、あなたも私と同じような考えをお持ちでしたら、ぜひ、東証IRフェスタに参加して実践してみると良いでしょう。

私も当日は、朝から晩まで参加予定です。もし、当日見かけたら気軽に声をかけてくださいね。

ー田村祐一

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。