投資家必須のバイブルとは?!



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From;田村祐一

3月決算企業の第3四半期決算が先週末で出揃いました。

私は、決算資料をじっくり読んだりするのが好きなので、
決算シーズンはすごく楽しいのですが、

先週は、決算内容の分析で大忙しで、さすがにクタクタです(笑

私は好きでやっていることなので問題ありませんが、
株式投資の初心者の方の中には、

決算資料が読めないと投資できないと考え、
ファンダメンタルの勉強を始めるものの、

その難しさに勉強を挫折し、投資自体を諦める人がいます。

たしかに、決算資料が分析できれば、有利にはなるものの、
私は必須のスキルではないと思っています。

なぜなら、企業の分析を代行してくれる存在がいるからです。

証券会社のアナリストが作成するレポートや、
投資情報が載っている雑誌などがそれにあたります。

わざわざ一社一社を細かく分析しなくても、それを見れば、
足元の業績や将来の期待度を分かりやすく解説してくれているからです。

その代表的な存在が、「会社四季報」でしょう。

「会社四季報」とは、東洋経済新報社が発行している
上場企業の売上や利益、財務情報などを記載した書籍です。

会社四季報は、記者が実際に会社に取材に行き、
かつ企業決算等を詳しく分析し、

その分析結果を分かりやすく記載している書籍です。

会社四季報には、非常に重要な情報が詰まっており、
これを見れば、わざわざ決算資料を一社一社自分で分析しなくても、
おおよそ企業の良し悪しを見分けることができます。

ファンダメンタル投資をしている人にとっては、
必須の書籍とも言えるでしょう。

というよりも、企業業績をもとに投資判断を下す
ファンダメンタル投資を行おうとしていて、

会社四季報を買っていないというのは、
勝つつもりがないのかと思ってしまいます。

言いすぎかもしれませんが、私の中では論外だと思っています(笑

ファンダメンタル投資家にとってはバイブルといえる会社四季報ですが、

実際、私も投資を始めたばかりの頃は、
会社四季報を読むことがとても苦痛で仕方がありませんでした。

文字と数字がぎっしり書かれていて、読むことが
「とーっても苦痛な書籍」のように感じるからです。

ただし、会社四季報を読みあさってみると、意外ですが、
会社の良し悪しを判断する上で見るべきポイントは、そこまで多くありません。

会社四季報にまだ見慣れていない、見ることが苦痛に感じる方は、
以下の3つのポイントだけ意識して見てみるとよいでしょう。

———————-
 ●コメント
 ●矢印
 ●来期予想
———————-

まず、はじめに見て頂きたいポイントは①【コメント】です。

会社名などが書かれている欄の横に記載されているコメント欄を読んでください 。

このコメントは、その企業の担当者が取材を通じて得た
情報や感想を簡潔にまとめている箇所です。

文章は短いものの、担当者が取材で得た読者に一番伝えたいことを書いています
ので、
必ず読み、内容を良く理解して頂きたいポイントと言えます。

このコメントを読むだけでも、その企業の動向を把握できますので、
必ず読むようにしましょう!

次に見て頂きたいポイントが②【矢印】です。

会社四季報の欄外に矢印が表示され、
その下には「増額」、「前号並み」などと書かれています。

ぜひ、この「会社四季報の欄外に表示されている矢印」を見てください。

実は、「矢印」は以下の5種類あります。

 ・『↑↑』:大幅増額
 ・『↑』 :増 額
 ・『→』 :前号並み
 ・『↓』 :減 額
 ・『↓↓』:大幅減額

以上は会社四季報の前号から「営業利益」が
増えたかどうかを一目で確認できる矢印です。

具体的には営業利益の増減額の割合に応じて
以下のように分類されて表記されています。

 ・大幅増額:30%以上の増額
 ・増 額 :5%以上30%未満の増額
 ・前号並み:5%未満の増額・減額
 ・減 額 :5%以上30%未満の減額
 ・大幅減額:30%以上の減額

以上のことから、簡単に好調な企業を見つけたいようでしたら、
「大幅増額」や「増額」と表記されている企業を中心に調査すると良いでしょう 。

そして、最後に③【来期予想】です。

各企業の欄の左下に「業績」と書かれた欄があります。

この業績の欄でグレーで囲まれた箇所が
「今期予想の業績数値」と「来期予想の業績数値」です。

このうちまずは、「来期予想の業績数値」を見てください。

先ほど説明した「矢印」は今期予想の営業利益が
会社四季報の前号と比較してどの程度増減しているかを示した矢印です。

今期の営業利益が一時的な要因で、
前号と比較して5%以上増加しているだけでも、「増額」または「大幅増額」と表
示されます。

仮に来期業績が今期よりも悪化していても
「増額」または「大幅増額」と表示されていることがあるのです。

以上のような状況を避けるために、来期予想の業績数値を確認し、
売上と利益が今期よりも更に伸びている会社を見つけるようにした方が良いでし
ょう。

このように今期よりも伸びている会社を見つけるだけで、
これから成長する成長企業を見つけることが出来るでしょう。

この3つのポイントを押さえただけで「企業分析は完璧だ!」とは言えませんが、
投資先の企業選別をする第1段階目の簡易的な方法として利用できます。

もし、会社四季報が悪魔のような難しい存在に思っている人は、
まずは、この3つのポイントに絞って、読んでみてください。

これだけでも、良い投資先と悪い投資先が見分けることができます。

■注目■

会社四季報には非常に重要な情報が詰まっていて、
これをどれだけ活用できるかで、
投資のパフォーマンスに大きな差が出てきます。

ただし、情報がたくさん詰まっているがゆえに、
難しく感じてしまい、活用されにくくなっています。

ただし、四季報を長年熟読し最大限活用できている投資家からすると、
みるべきポイントは、それほど多くはありません。

むしろ、見るべき手順や流れが明確で、
これほど簡単な作業はないと思えるほどなのです。

この会社四季報を簡単に読み解く技術ほしくないですか?

実は、来月3月23日に本メールマガジンでもお馴染みの横山利香さんが、
「横山利香の四季報成長株研究会 ~春号編~」を開催します。

「横山利香の四季報成長株研究会 ~春号編~」

  >> https://goo.gl/RNScNr

横山利香さんとは、個人的に会社四季報の勉強会を開いているのですが、
会社四季報を読み解くテクニックは、シンプルかつ最高です。

その横山利香さんが、四季報成長株研究会では、

四季報最新号をもとに、どのように分析しているのかを
実際にみることができます。

四季報の分析の仕方については、書籍等でも得られますが、
実際に目の前で銘柄分析してくれるという機会は非常に貴重です。

もし、四季報分析に興味がある方がいれば、
ぜひ参加を検討してみてください。

あなたも、すぐに四季報を活用して、
優良銘柄を発掘できるようになると思います。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。