4月は小売業が狙い目？

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From；檜山裕司

いよいよ4月1日に新元号が発表されます。
すでにどんな新元号になるだろうかといろいろ予想がされているようですが、
まったく想像がつきませんね。

なお、元号を決めるためにはいくつかの条件として、

・国民の理想としてふさわしい意味を持つもの

・漢字2字であること

・読み書きしやすいこと

・今までに用いられていないもの

・俗用されていないもの

等々があるとのことですが、
なんだか、検証ソフト「システムトレードの達人」の条件式の設定で
「AND」条件でつないでいるような気になるのは私だけでしょうか？

どんな新元号になるのかいろいろ予想している方たちは、きっとこうした条件にさらに「AND」条件を追加して絞り込みを行っていることでしょう。

ただ、難しそうなのは、上のいくつかの条件の中で、
「漢字2字」「今までに用いられていない」などは、
そのままの通り、または過去を参照すればいいだけですが、
「国民の理想としてふさわしい意味を持つ」や「読み書きしやすい」という点は、
感じ方の部分として個々によって変わってくるのではないかと言う部分です。

数字のように誰もが共通認識できるというのは難しく、
ある程度は裁量で判断する必要が生じます。
もちろんそれらを乗り越えて、どこぞのAIがすでに新元号の候補を抽出しているのかもしれませんが、
きっと最終的に選ぶのは人間ですよね。

新元号についていろいろ思うと、過去の株価データの中で条件を加えて計算するだけで銘柄を抽出していくシステムトレードは、
裁量判断でトレードを行っていくよりも、かなり分かりやすいものではないかな？と思います。

ちなみに蛇足ですが、この4月1日がエイプリルフールだというのも、
今流行りのSNSなどで、無駄に世間が騒々しくなる予感がします。厳粛に新元号の発表を待ちたいと思います。

では本題に入りましょう。本日のテーマは【4月株式市場の傾向】です。

4月相場は、3月決算企業にとって新たな会計年度を迎えることから「新年度相場」と呼ばれています。
また、企業や機関投資家が3月の年度末にかけて決算対策として売り出していた株式を買い戻す傾向があることから
「4月効果」とも呼ばれ、株価上昇しやすいといわれています。