保有株緊急手仕舞い なぜ?



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From;田村祐一

22日の日経平均株価も前日比でプラスで引け、
本当に堅調な相場が続いていますね。

驚異の10連休前にも関わらず、
相場最高な状態を維持していますね。

さて、おとといは

システムトレーダーが約100人ほど集まる
システムトレーダーズミーティングが開催されました。

最近のシステムトレーダーのみなさんの成績は、
結構いい感じで推移しているそうで、

儲けた資金で旅行に行ったり、
奥さんにちょっと高価なプレゼントができた

などの景気のいい話もいくつか聞けて、
すごく和気藹々とした雰囲気でした。

私も毎週1回メールマガジンで登場していることから、
参加者の方からいろいろと質問を受けたのですが、

実は同じ質問を10人くらいから受けました。

その質問とは・・・

「GWは、保有株を持ち越ししますか?」

という質問です。

たしかに、迷っている人にとっては、
GWに手仕舞いするとしたら、今週しかないですもんね。

10連休なんて、仕事的にも
株式投資的には少し迷惑な感じです。

さて、実はこれに対する回答ですが、
【統計的な回答】【私的な回答】の2種類あります。

まずは、統計的な回答ですが、

「持ち越したほうが良い」

となります。

過去の株価データをもとに
連休を挟んだ場合のパフォーマンスを比較した場合、

4日を越える連休では、
そのまま持ち越ししたほうがよいという結果が得られました。

詳細は省きますが、長い連休だからといて、
あまり大きな損失を被るケースは少ないようです。

特に株式市場が堅調に推移している時は、
連休後もそのまま上昇が続きやすいようです。

よって、過去の統計データ的には、

少なくとも、直近は堅調な相場続いていますので、
週末によっぽど相場が崩れない限りは、

そのまま持ち越ししても問題ないだろうというのが回答です。

これが、統計的な回答です。

次が、私個人が考える回答ですが、

「保有銘柄はすべて手仕舞いする」

という判断を下すでしょう。

なぜ、統計的な回答と真逆の対応をするのかですが、
それは、精神的な安定を優先しているからです。

そもそも10連休という特大の連休は過去最長です。

前例のない連休に対して、過去の他の連休のデータが
通用するのか正直分からないです。

人によって判断は分かれるところですが、
私はそのように考えています。

そして、もう一つの懸念材料は、日本市場が休業の間でも
米国市場をはじめとする海外市場は、普通に開いています。

4月29日(月)から5月6日(月)までの6営業日、
海外では取引され、日本だけが閉まっている状況です。

もし仮に、その間に相場が急変する材料が出たとしましょう。

米国株式市場がその6営業日の間に大きく下落すれば、
その下落幅に相当する分が日本株市場の連休明けに直撃します。

米国株の下げ幅によっては、日本株市場全体が
ストップ安で張り付くなんてこともあるかもしれません。

そんな可能性は低いでしょうが、ないとは言い切れません。

・10連休は前例がなく、過去のデータの信憑性が薄い?
・海外市場は通常通り開いている

という2点の懸念事項から、保有株は手仕舞いすべきと思っています。

これは、あくまでも私の個人的な回答ですので、
絶対これをすべき!というものではありません。

蓋をあけてみると、保有を継続したほうが
パフォーマンスが良い可能性は十分あるでしょう。

でも、私は「保有銘柄はすべて手仕舞いする」を選択します。

なんやかんや偉そうなことを言っていますが、
本音は、10連休を本気で楽しみたいからです。

もし、GW持ち越ししたら、

米国市場の動向やニュースとかが気になって、
せっかくの休みを満喫できないじゃないですか!(笑

それに、もし米国市場が下がったら、
正直連休明けだけでなく、連休中も憂鬱ですよね。

せっかくバカンスや、ゆったりとした休日を過ごしているのに、
気分が悪くなることは知りたくないです。

「何の懸念もない長期休暇=プライスレス」でしょう。

どちらが正解かは全く分かりませんが、
私は10連休を全力で遊び、全力で休むことをここに宣言します!!(笑

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。