つまらない相場だから・・・



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From:田村祐一

株式市場は2万1000円を割り込み、
不穏な空気が漂っています。

今みたいな「下がるのか?戻るのか?」みたいな
どっちつかずの相場が一番ストレスですよね。

この、どっちつかずの状況、
私にとっては本当に嫌いです。

理想は、反発してみんなハッピーならいいですが、
こんな状況が続くなら、いっそのこと下がってしまえなんて
やけくそなことも思ったりしちゃってます。
(実際に、下がって欲しいわけではありません)

私の周りでは、「暴落の可能性あるのでは?」と囁かれていますが、

私の投資スタンスについては、
先週のメールマガジン『暴落は怖くない!』でお伝えしていますので
もし気になる方は参照頂ければ嬉しいです。

そんな状況なので、株式投資系のニュースやコラムを見ても、
暗い話ばっかりなので、今日は少し気分を変えて、
全く違う話をしてみたいと思います。

今日お話するのは、「株主総会」についてです。

「6月」と聞くと、
私が真っ先に思いつくイベントが、「株主総会」です。

例年6月下旬に3月期決算企業の株主総会がピークを迎えます。

もし、3月末時点で3月決算企業の株を保有していた方は、
そろそろ株主総会の通知が自宅に届く頃かと思います。

なぜ「株主総会」に着目しているかというと、
その企業の経営陣に直接質問できるからです。

株主総会というと、会社の議案などを
「聞くだけの場」のように感じてしまいます。

また、人によっては「賛成!」、「反対!」などと
「野次(やじ)のような発言」が飛びかっている場所と
思っている人もいるかもしれません。

阪急阪神ホールディングスは例年、
「阪神タイガース」のダメ出し会だったりして
たびたびニュースになっていますよね。

ニュースで流れる総会は、
なんか荒れに荒れてすさんでいるイメージがありますが、

実は株主総会はだいたい以下のような流れで進みます。

1.前年度の売上・利益などの事業報告
2.質疑応答
3.議案の説明
4.議案の質疑応答
5.議案の採決

以上の流れの中で
「2.質疑応答」にて聞きたいことを質問すると良いのです。

株主総会の質疑応答で質問すると経営陣から直接回答してもらえ、
IR担当者に質問するよりも、多くの情報を回答してくれることが多いです。

このように株主総会では質問する場面がありますので、

聞きたいことを事前にまとめて用意しておき、
その場で経営陣に質問することで、

これから伸びそうな企業かどうかを判断できます。

直接質問するのが怖いと思った方もいるかもしれませんが、
他の参加者の質問でも得られる情報がかなり大きいです。
(たまにすごくトンチンカンな質問をする方もいますが・・・)

私が質問をすることを想定すると、株主総会で一番質問したいのは

【質問内容】
今後3年から5年くらいの間で売上と利益がどの程度成長出来そうですか?
売上と利益の目標数字を教えて頂くか、
それぞれの目標成長率をパーセントで教えて下さい。

といった質問です。

この質問をすることで、その企業の3年から5年後の
成長のイメージを掴むことができ、大きな投資判断材料になるでしょう。

良い企業の株主総会では、

・3年~5年先程度までの経営ストーリーが明確
・社長が率先して質疑応答に回答している(担当役員任せでない)
・会場にいる平社員の顔が爽やか

悪い企業では、

・1年、2年後の近い将来のビジョンが暗い、不明確
・質問に対して社長が回答しない
・平社員の顔が暗い

といった感じです。

結構これ、意外ですがすぐに分かります。

私は、社員の方の雰囲気や態度から、
企業に見切りをつけることもあります。

やっぱり、実際に足を運ぶと、有価証券報告書や
ネットから得られる情報とは違う情報が得られます。

気になっている企業や、自分が現在保有している銘柄があれば、
ぜひ、一度参加してみることをオススメします。
(※ただし、株主総会に参加できるのは
2018年3月末時点の株主だけなので、その点だけ要注意です。)

なお、株主総会は、経営者の話が聞けることはもちろんですが、
もう一個参加するメリットがあったりします。

それは、「お土産」です。

会場にいくと、「お土産」をくれたり、
その場で軽食がついた懇親会を開いてくれる企業があります。

「お土産」の具体例を挙げると、
自社製品やお菓子はもちろん、金券をくれる企業もあります。

自分が参加できる企業が「お土産」をくれるかは、

googleの検索で

「〇〇(企業名) 株主総会 お土産」

と検索すれば、前年とかの実績が載っています。

今年は「令和元年」なので、
企業のお土産も豪華なのではないかと一人期待しています。

お土産目当てで行くわけではないですが、

「お土産もあるし、行ってみるか」くらいの
軽いノリで参加してみてください。

私は、たまたまですが、
最近社長が女優と交際して世間を騒がせている企業の
株主総会に参加できそうなので、行ってみようと思います。

多分人数が多いので質問はできないでしょうが、
他の人の質問が楽しみでなりません(笑)

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。