暴落直前!?ある数字が物語る現在の状況とは?



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From;田村祐一

米国が中国を自国通貨を安値に誘導している
「為替操作国」に認定したと発表したことで、

世界の株式市場が一斉に大きく下落しています。

経済大国の米国と中国の関係が悪化の一途を辿っていることで、
日本株市場もその煽りを大きく受けています。

6日の日経平均株価は、前日比134円98銭安の
20585円31銭まで下落しました。

一時は心理的節目2万円に迫る場面もありました。

市場が混迷を深める中で、本日は今後の立ち回り方について
私なりの解説をしたいと思います。

直近6ヶ月の株価推移を確認すると、
日経平均株価は2万円に迫った場面が2度あります。

それは、2月8日と6月3日です。

両日ともに米中貿易摩擦への悪化懸念から、
大きく下落しています。

今回もこの2回と同様に下落しており、
今年は、米中関係で振り回されっぱなしということですね。

ただし、前回2回と今回が異なるのは、
「為替」の混乱が株式市場に大きな影響を与えている点です。

市場関係者もまさか米国が中国を
為替操作国認定をするとは想定しておらず、

米ドル為替は1ドル105円台まで急激に進行しています。

当面為替の値動きが荒い展開が続く可能性が高く、
株式市場は為替の動きに大きく左右されることを嫌った
投資家のポジション解消の動きが広がるでしょう。

為替の乱高下によって、直近半年の最安値を
簡単に越えるリスクも十分にあると私は考えています。

そこで、さらに日経平均株価を遡ってみると、
昨年12月のクリスマス暴落のチャートが出てきます。

2018年12月のクリスマス暴落では、
日経平均株価は一時1万8948円まで下落しています。

となると、今後相場状況が悪化するとするとなると、
この水準が一つの目安になる可能性が高いでしょう。

直近数日で日本株市場は大きく下落したように錯覚しますが、
まだまだ下に下がっていく可能性は十分にあると言えます。

それくらい、危機的な状況が迫っていることから、
慎重に慎重を期した行動が求められる相場と言えそうですね。

さて、今後どのように推移するのかの見通しについては、

私は全く興味はないし、私が仮に相場予想をしたとしても
当たるかどうかなんて分かりません。

当たったとしても、たまたまです(笑

相場を見通せるのなんて、そんなの神か、
問題当事者のトランプ大統領しかいません。

だから、無駄な予想に時間を掛けるのではなく、

どのような相場が来ても対応できるように、
準備を勧めておくことが重要でしょう。

さて、その準備についてですが、
裁量トレードであれば、一旦投資はストップかなと思っています。

正直どこまで下落するか分からない状況で、
あえて投資を行うのは非常にリスキーです。

それならば、暴落まで投資は控えて、

暴落と呼べる水準まで下がったタイミングで
ウォッチしている銘柄をあらかた買い占める準備を進めるでしょう。

いわゆる逆張り戦略ですね。

もしくは、上がった銘柄の空売りを狙う戻り売りもありですが、
この不安定な相場で、空売りはリスキーなので私ならしないでしょう。

ということで、これはあくまでも個人的なスタンスですが、
裁量トレードは一旦お休みですね。

月並みな話で申し訳ありませんが、リスクが高いところで、
一発逆転なんて狙わないし、そんなのただの自殺志願者ですよね。

当たり前のことを当たり前にやるから投資は勝てるのであり、
奇をてらう必要は全くないです。

裁量トレーダーの田村は一時休暇をしますが、
システムトレーダー田村は、俄然やる気にみなぎっています。

なぜなら、システムトレーダーが最も得意とする、
逆張り戦略の絶好のトレードチャンスだからです。

2018年12月クリスマス暴落以来のチャンスです。
ワクワクせずにはいられません。

私が日々監視している暴落銘柄数は
2日は0銘柄、5日は0銘柄、6日は2銘柄と推移しています。

暴落銘柄数が本日発生していますが、
ここからまだまだ増えていきます。

ちなみに、2018年12月クリスマス暴落時には、

〇12月20日(木) 53銘柄
〇12月21日(金) 63銘柄
〇12月25日(火) 476銘柄
〇12月26日(水) 59銘柄

といった推移で暴落銘柄数が増減しています。

もっとひどい2008年10月のリーマンショック時には、

1日47銘柄、2日92銘柄、3日148銘柄、6日602銘柄、
7日845銘柄、8日1612銘柄、9日790銘柄となっています。

よって、今の相場は、まだまだ暴落には程遠い状況ですね。
というか、まだ暴落の初動にもいたっていません。

足元の相場状況を見る限りでは、もう少し下がらないと
逆張り戦略のシグナルは発生しませんね。

ただし、日経平均株価が2万円割る前後まで一気に下落すれば、
いっせいに逆張りシグナルが発生する可能性が高いです。

よって、今システムトレーダーがすべきことは、、、

「逆張り戦略」のシグナルが出るまで待つ!!!

ただ、それだけです(笑

万が一ですが、もし逆張り戦略を持っていないシステムトレーダーがいれば、
早急に逆張り戦略の準備を進めてくださいね。

欲を言えば、逆張り戦略と、
暴落時に特化した逆張り戦略(通称:斉藤式逆張り)があればなお良いです。

直近の相場は、多くの投資家にとって苦しい時期ですが、
システムトレードで逆張り戦略をしっかり構築している方にとっては、
それほど怖い相場ではありません。

今は不安に感じているかもしれませんが、
グッとこらえてシグナルどおりにトレードを継続しましょう。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。