逆張りの決め手となるバランスとは?



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From;西村剛

 

8月頭に米中貿易摩擦懸念の激化や

米国の景気悪化懸念から株価が急落し

 

 

浅めの逆張り戦略や押し目買い戦略でシグナルが転倒していましたが、

20日の株価上昇でぞくぞくと手仕舞いのシグナルが発生しています。

 

8月頭から始まった暴落局面がいったん終了したようです。

とはいえ、米中の関税引き上げ問題等、

なんらかの悪材料が発生すれば次の暴落局面が始まります。

 

 

今はようやく平時に戻っただけですので、

再度、次の暴落に期待しましょう。

今回の下落局面において

 

「大きな利益を稼げたシステムトレーダー」と

「利益を稼げなかったシステムトレーダー」の

違いは何かと考えた場合、

 

「リスクの取り方」だったのではないかと思います。

今回機能した戦略は「浅めの逆張り戦略」です。

浅めの逆張り戦略は文字通り、

株価の下落がそれほど大きくないタイミングで仕掛ける逆張り戦略で、

 

長期間で見るとトレード回数も多く、

合計損益が比較的大きなタイプの逆張り戦略です。

 

 

一方、深い暴落だったときには早めに仕掛けてしまうため

含み損を抱えてしまうことも多くリスクも比較的大きなタイプの逆張り戦略です。

今回の暴落は「浅め」だったので、

この「浅めの逆張り戦略」が綺麗にはまったのですが、

 

2018年10月から12月にかけての暴落局面や

2019年5月の暴落局面では早仕掛けになってしまったため、

 

 

リスクを避けるために「浅めの逆張り戦略」を

もしかすると実運用する売買ルールから

外してしまった方もいるかもしれません。

 

ただ外してしまったからといって

それは決して間違いではありません。

 

リスクの大きい「浅めの逆張り戦略」を

運用してうまくいったひと、外してしまったひと

どちらも考えに基づいたうえでの行動であれば正しいと思います。

 

 

今回はたまたま「浅めの逆張り戦略」がうまく機能しましたが、

次の暴落も同じようになる保障はありません。

ただ重要なのは、今回のような浅めの暴落でも、

2018年10月から12月にかけての暴落でも利益をあげられるよう、

複数の逆張り戦略を用いて運用することなのです。

 

 

「浅めの逆張り戦略」だけでもだめですし、

「深めの逆張り戦略」だけでもだめで、

複数の逆張り戦略を用いることが大切なのです。

 

 

そうすることでどのような暴落がきても

ある程度シグナルが発生しトレードのチャンスを逃しません。

 

 

複数の逆張り戦略をバランスよく組み合わせて

運用することが重要なのです。

もしあなたが今回の暴落局面で利益をあげれなかったなぁと感じたら

それはチャンスです。

 

次の暴落までに「浅めの逆張り戦略」を準備すればよいだけです。

逆に今回「浅めの逆張り戦略」でうまくいったひとは、

更に深い暴落が起こっても大丈夫なように

 

「深めの逆張り戦略」もしっかりと準備しておいてください。

 

良くも悪くも成功しているシステムトレーダーは

「逆張り戦略」で利益を稼いでいます。

 

今回の暴落局面で得た知識を活かし

次の暴落局面に備えておいてくださいね。

 

 

―西村剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。