合計損益とは、文字通り「その売買ルールで得た利益と損失の合計」です。

例えば、いつもこのメールマガジンで登場する「システムトレードの達人」で、バックテストを行った際に表示される資産曲線の推移グラフを見てもらうと分かるのですが、「合計損益が大きな」売買ルールほど、資産曲線がより大きく右肩上がりの形になります。

つまり、合計損益が大きければ大きいほど「優れた売買ルール」とも言えることができます。このような背景もあり、「合計損益」は、システムトレードの上級者は、この指標を非常に重視します。

ちなみに西村剛の場合、合計損益は「合計損益(率)で、1,000%」を目安としています。合計損益率が「1,000%」と言うことは、過去20年で検証して「資産が10倍になった売買ルール」と言えます。

いかがでしょうか。皆さんの売買ルールの「合計損益率」は、私と同じくらいになっていますでしょうか?
どうせ、売買するなら「資産が10倍」にはなって欲しいですよね(笑)ぜひ、皆さんも、今回の内容を参考にしながら、合計損益の大きさを意識して、売買ルールを改良してみましょう。「資産が●倍になる!」と分かって、投資できたら楽しいですからね^^