米国とイランのニュースなんてどうでもいい



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From ; 田村祐一

年明け早々、日本株市場は大荒れの展開ですね。

まさか米国とイランがここまで緊張状態になるなんて、
正直年末には全く想定していませんでしたね。

日経平均株価は2万3000円を一瞬割り込みましたが、
その後は反発し、2万3700円台まで持ち直しました。

「今後どうなるのでしょうかね。。。」
なんて話が投資家の間で行われているでしょう。

さて、こんな不安定な相場ですが、
私はどうしているかと言うと、、、、

「何もしていません。」

実は私は、本当に何もしていません。

システムトレードで売買ルールに合致した銘柄を
淡々とトレードしているだけです。

ファンダメンタル投資に関しては、
私のポリシーで年末にすべて一旦手仕舞いしていたので、

保有銘柄は一つもありません。

よって、平常運転でトレードを行っています。

よく巷では、米国とイランがどうなるのかという
経済ニュースで流れていますが、あれって本当に意味があるのかな。

あんなのって、当たるも八卦当たらぬも八卦ですよね。

私のトレード仲間の友人の中にも、

「米国とイランは絶対に戦争しない」という意見もあれば、
「第3次世界大戦に発展するかもしれない」という危機感を持っている人もいます。

私もよく「どうなると思う?」と聞かれるのですが、
正直興味も関心もありません。

戦争は起こって欲しくはないので、
個人的には戦争回避を希望しますが、

私がいくら思いをめぐらせたところで、
米国とイランの今後の展開が私の思いで決まることは10000%ありえません。

私からすれば、

自分がコントロールできないこと(米国とイランの今後)に目を向けて、
自分がコントロールできること(自分の投資)に時間を割かないのは、

非常に危険な状態ではないかと思います。

米国とイランがどうなるかを考える前に、

自分のポジションや今後起こりうる可能性に対して、
どのように動くかを考えるべきでしょう。

米国とイランの戦争が起こる可能性があるのであれば、

・今持っている保有銘柄を少しずつ損切りする
・リスク回避できる商品(VIX指数、金連動投信)を少し買う
・逆張り戦略の準備を進める
・優良銘柄の一時的な調整を狙って買い付けする

といった戦略が挙げられるでしょう。

逆に戦争回避シナリオとなった場合には、

・順張り戦略による優良銘柄の買い付けを再開
・キャッシュポジションを減らして投資を拡大

といったような展開を考えています。

私は、年末にすべて銘柄を手仕舞いした関係上、
ほぼ100%キャッシュポジションなので、

今の相場は、完全に様子見状態です。

戦争が開始した場合、戦争を回避した場合、
どちらのシナリオでもすぐ対応できるように

準備を進めているところです。

株式投資関連のニュースは、
「米国とイランがどうなる!?」という話題で持ちきりです。

でも、大半は、ギャンブルみたいな予測記事ばかりです。

予測記事ばかり見て、米国とイランの関係について詳しくなっても、
私たちの投資に役立つ可能性は非常に低いです。

米国とイランの今後の予測については、
高名な先生方にお任せ(笑)して、

私たちは考えうるシナリオを想定して、
自分がどう動くかについて考えましょう。

なお、最後に、システムトレーダーにとっては、
久しぶりに絶好のトレードチャンスが来る可能性があります。

日経平均株価が2万3000円を割り込み始めると、
逆張り戦略がちらほらと発動し始めます。

2万2000円近辺まで下がると、
暴落時逆張り戦略が機能し始めます。

これは年に1度あるかないかのチャンスですので、
逆張り戦略の点検、見直しは今のうちにしておきましょう。

システムトレーダーは、米国とイランのニュースに
かまけている時間は一切ありませんよ!!(笑

ニュースを見る時間があるならば、
1回でも多くのバックテストをしてくださいね。

それが、この戦争開始危機でもっとも
損失回避、利益獲得の近道ですので。

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。