今週から、一気に相場が動くその理由



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From;田村祐一

3月のコロナショックのピークから、
あと少しで2ヶ月が過ぎようとしています。

3月の値動きの荒い展開から打って変わって、
直近は狭いレンジで相場は推移しています。

ただし、今週からは一気に相場が動く可能性が高いです。

それは、「3月決算企業の通期決算発表」が
今週に本格化するからです。

11日~15日にかけて、有名企業の決算が続々と出てきます。

ざっと、重要な企業の決算発表日を挙げると、

11日アサヒグループ(2502)
12日トヨタ自動車(7203)
13日ソニー(6758)、楽天(4755)
14日ブイキューブ(3681)
15日みずほフィナンシャルグループ(8411)

といった感じです。

上記はあくまでも私が注目している企業ですが、
11日~15日は超有名企業の決算のオンパレードです。

ちなみに、週明けの18日(月)の
ソフトバンクグループ(9984)も非常に気になりますね。

さて、私が挙げた企業決算を何故注目しているかというと、

アサヒグループ(2502)→自粛による飲酒機会の減少度合いの確認
トヨタ自動車(7203)→日本トップ企業の業績悪化度合いの確認
ソニー(6758)→AV機器大手の業績悪化度合いの確認
楽天(4755)→自粛によるネット通販利用者の増加度合いの確認
ブイキューブ(3681)→テレワークの新規導入の増加具合
みずほフィナンシャルグループ(8411)→金融業の業績悪化度合いの確認

等を目的にしています。

これらの企業の1~3月の業績推移と、
来期の業績予想を確認することで、
2020年の株式市場のおおよその展望が見えてくるでしょう。

多くの投資家が、今週の決算発表は注視しているので、
当然、発表内容次第では、大きく株価が乱高下するでしょう。

特に、大企業であればあるほど、
市場全体へ影響をおよぼす可能性もあり、重要度は高いでしょう。

トヨタ自動車やソニー等は、日本経済全体を占う上でも
重要な決算発表となるでしょうね。

直近は、落ち着いた相場が続いているので、
気が緩み始めていますが、相場は急に顔色が変わります。

昨日までは、「晴れ」でも、
明日は「豪雨」になる可能性は十分にあります。

だからこそ、今週は急に株式市場が動く可能性があるので、
気を引き締めて臨む必要があるでしょう。

過度なリスクは取らず、銘柄選定をいつも以上に選別すべきだし、
自信があまりない場合には、決算発表時期は投資を回避するのも手ですね。

なお、先ほど挙げた銘柄群の中で、
明らかに仲間外れがいます。

たぶんみなさんも分かったと思いますが、
「ブイキューブ(3681)」だけ時価総額が他の企業よりも小さいです。

「ブイキューブ(3681)」の決算に注目しているのは、
「テレワーク」関連銘柄であるという理由です。

今回のコロナウィルスの感染拡大によって、
収束後の、働き方や生活様式に大きな変化が生じると思っています。

変化が生じると言うよりは、
もっと先の未来で導入されるはずだったものが、
一気に導入が進み、前倒しになったという印象でしょうか。

私自身も現在テレワーク中ですが、

最初は違和感を感じていたものの、
意外に自宅勤務も悪くないなと思い始めています。

少なからず、私と同意見の方もいるでしょう。

また、ネット通販の利用者も間違いなく増加しています。

なにせ、ほとんどパソコンを触ることがない、
私の父さえ、ついにamazonで商品を購入しました。

自粛によって、ネット通販の利用者は増加しています。

既存ユーザーの利用額は増加し、
新規ユーザーもドンドン入っています。

また、コロナの感染拡大で、硬貨や紙幣を使うことが忌避され、
キャッシュレス決済の利用者も間違いなく増加しています。

もともと若い世代はキャッシュレスの利用率は高かったですが、
コロナによって、高齢者世代での導入も進んでいます。

なにせ、現金払い絶対主義のはずの
私の母が利用を始めました(笑

これらは、あくまでも一例ですが、
本来はもっと先の未来で一般化するはずであった技術が、
急速に世の中の人に受け入れられ始めています。
(ほぼ強制導入に近いのですが・・・)

2020年は、アフターコロナの、
ライフスタイルの変化にマッチしている企業の株価が、
爆騰する可能性が高いでしょう。

今回の決算発表では、アフターコロナで恩恵を受ける銘柄を
探すことに注力すべきでしょう。

まさか私の両親が、キャッシュレス決済や、
ネット通販を利用するなんて夢にも思いませんでした。

強制的に世の中のあり方を変えられたので、

その流れについていける企業と、
そうでない企業で、業績は明確に差がつきます。

今回の決算では、そういった視点でも見ると、
2020年以降にトレードすべき銘柄が見えてくるでしょう。

田村祐一

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。