マザーズ急落もここがチャンス!?【田村祐一】



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これまで調子の良かったマザーズ市場が一転、
3営業日連続下落していますね。

「どこまで上がるのか?」なんて思っていましたが、
マザーズ市場の上昇は一旦これで終了したと言えそうです。

コロナショック以降、月単位で負けた月がなかったのですが、
今月はもしかたら負けで終える可能性がありそうです。

「人間万事塞翁が馬」

いきなり個人的な話ですが、上記の格言が私は好きです。

この格言が意味するのは、
「不幸や幸福は予測が出来ないものだ」というものです。

ただ、私が好きなのは、この格言の意味ではなく、
この格言が出来たストーリーです。

この格言が使われるようになった漢文のストーリーでは、

①ある老人の馬が突然逃げ出す
②その逃げた馬が優れた別の馬を連れて戻ってきた
③老人の子供がその優れた馬から落馬して足を折った
④足を折ったことで、兵役を免れて命が助かった

といった内容になっています。

この①~④の流れは、
「不幸⇒幸福⇒不幸⇒幸福」という流れです。

「不幸が幸福に転じ、幸福が不幸に転じてしまう」
といった意味を持っています。

さて、なんでこんな話をしたかというと、

コロナショック以降の運用の好調さと、
今回のマザーズ市場の急落ってセットだと思っているからです。

コロナショック以降は、東証マザーズ市場が大きく上昇したことで、
システムトレードでもファンダメンタル投資でも大きな恩恵を受けました。

システムトレード関連で言うと、
マザーズ市場を対象とした順張り戦略が、
驚くほど利益を上げています。

というか、システムトレードの利益の大半は、
順張り戦略で稼ぎ出していますね。

そして、ファンダメンタル投資でも、
大分前のメールマガジンでもお話しましたが、

テレワーク関連やシステム開発関連銘柄に注目していたこともあり、
言わずもがな、恩恵を享受しました。

まさに、「幸福」といった感じですね。

しかし、その幸福が今度は不幸に変化します。

直近のマザーズ市場の急落によって、

直近に買い付けしたマザーズ銘柄は軒並み含み損を抱え、
損失が出てしまっている感じですね。

順張り戦略に至っては、これまで稼いできた利益の3分の1強は
今回の急落で吹っ飛びましたね。

もともと順張り戦略は、相場のピークで手仕舞いできないので、
どうしても相場の終焉時には、損失を被ります。

なので、「3歩歩いて、1.5歩下がる」ようなルールです。

順張り戦略は、「幸福」のあとには、
必ず「不幸」がセットのルールなのです。

どうしても、最終着地が「不幸」で終わるので、
システムトレーダーからは人気がないルールですね(笑

でも、今回の急落前には、大きく利益を上げているので、
トータルでは利益を上げている優秀な戦略です。

なので、順張り戦略に対して、悪いイメージをなんとなく持つのではなく、
トータルでどうだったのかをしっかりと見極める必要があります。

冷静に検討すれば、順張り戦略の優秀さが
今回のコロナショック以降の相場で分かるはずです。

ですので、私は今月は月単位で負けてしまいそうですが、
あまり気にしてはいません。

むしろ、「幸福⇒不幸」と巡っているので、
次は「幸福」がやってくる可能性が高いと思っています。

なぜなら、マザーズ市場が一気に急落しているので、
マザーズ市場で逆張り戦略が発動するからです。

今の状況は私たちシステムトレーダー的には、
間違いなく逆張り戦略のチャンスでしょう。

今回は、コロナショックが発生したせいもあって、
多くの投資家にとって、逆張り投資への抵抗感や恐怖感が強い状態です。

ライバルが減っている状態だからこそ、
むしろチャンスではないでしょうか。

ここで淡々と逆張り戦略で投資できれば、
利益が期待できると私は考えています。

「人間万事塞翁が馬」

先週はマザーズの急落で私は不幸でしたが、
今週はマザーズの反発で幸福になれるかもしれません。

少なくとも、私は今週以降は
幸福になる可能性が高いと感じています。

個人的見解や希望的観測なので、当たらないかもですが(笑

 

ー田村祐一

 

 

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。