アメリカ大統領選2020、今後の相場は如何に?【夢幻】



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夢幻です。

11月第一週は4年ごとに開催されるアメリカ大統領選の話題一色の一週間となりました。

現在の状況はバイデン氏優勢で、事前予想通りの展開となっています。

残念ながらトランプ大統領の再選は難しそうな状況です。

開封は3日未明から4日にかけて行われましたが、3日夜間からバイデン氏が優勢となり、NYダウが500ドル以上の大幅高となりました。

それを受けて日経平均も大幅高となり、4日で23700円、5日も続伸で24100円まで上昇、コロナショック後、初の終値での24000円台の大台返り咲きとなっています。

4年前のヒラリー氏とトランプ氏による大統領選挙は相場も大いに荒れたので、今回の穏やかな展開を見て肩透かしを食らった方も多かったかもしれません。

もちろん私もその一人です。

ただ、大統領選は完全に決着がついたわけではなく不透明感を残しています。

トランプ大統領は、選挙で不正があったと主張して集計の差し止めを求める裁判を相次いで起こしており、それらの進捗、結果如何では相場に大きな影響があるかもしれません。

ここからの私のシナリオはいくつかあります。

まず、

10月末の日経平均株価23000円から3営業日で1100円も上昇している点

日経平均株価は節目の24000円まで到達している点

と、かなりの急ピッチで節目ラインまで到達している事から1つ考えられるのは24000円からの反落です。

この場合は、急落するケースとジリ下げでいずれも調整に入る事が想定されます。

これはマザーズ指数がVIXショックの高値1370ポイント付近から反落し、10月後半から1370→1150ポイントの調整をしたように

日経平均株価もVIXショックの高値が24000円付近なので、日経も1000~2500円程度の調整が入る可能性があります。

もう一つは、24000円を突き抜け24500円ラインを突破してくるケースです。

これは早々に大統領選に決着が付いた場合にNYダウが大幅高となって日経平均も連れ高するケースです。

ただ、大統領選が終わればいずれにせよ株価が上がるという意見の人が多いので、決着してからの急落もあるかもしれません。

とまあ、色々予想をしては見ますが、私の相場観はあてになりませんし、そもそも相場展開を当てなくても大丈夫です(笑)

大きなイベント時にある程度シナリオを立てる目的は致命傷を負わないようにワーストケースに備える事です。

私のメルマガも、相場観の話をするとやや悲観的な見解が多いのはこの為です。

確かに、こういう大きなイベントで大きく的を絞って狙い撃ちをすれば特大ホームラン級の利益を挙げる事が出来るかもしれません。

しかし、こういう場面では一つのミスが命取り、思わぬ損失に繋がります。

トレーダーはホームランでなく、ヒットを打ち続ければ良いのです。

イチローのように、ヒットを積み上げれば、いずれ歴史に残るような偉大な記録が残せるかもしれません。

そんな感じで、7年連続プラスで平均年利は115%

今年は10月末で単利115%、複利150%程度の利益を積み上げてこられています。

最後に、イベント時に心掛けている事をまとめておきます。

・予想は当たらなくても気にしない
・常にワーストケース(シナリオ)を想像し、致命傷を負わないようにする
・優位性(期待値)に基づき適切にトレードする
・短期的な結果に執着しない
・いかなる時も慢心しない、相場に対して絶対に油断しない

では次回もお楽しみに!

 

ー夢幻

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。