2020年相場の振り返り【Korosuke】



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korosukeです。

今年の相場もあとわずかとなりました。

年内は最後になるので、今年の相場を振り返ってみたいと思います。

今更言うまでもありませんが、今年は激動の一年でした。

コロナショックで歴史的な大暴落となった後に、歴史的なバブル相場で上昇と、過去20年に起きたリーマンショック級の大暴落と、アベノミクスのバブル相場が1年のうちに両方起きたような感じです。

コロナショックの時にNYダウが、一日に2000とか3000も動いてしまうのは初めて見ることで、相場は常に変化し続けているということを実感しました。

リーマンショック以降に、金融緩和により市場への資金供給が膨大に増えており、信用取引などのレバレッジも増えているため、値動きが昔に比べるとどんどん大きくなっているように思います。

そして、人からAIによる機械的な売買が増えてきたことで、人間の感情を無視した一方的な売り方、買い方がされるようになったため歯止めが利かないところまで上がったり下がったりするようになったのでしょう。

過去の相場を振り返ることも大事ですが、今年の動きは今後の相場の動きを見る上でサンプルとしてはとても役立つものなので、よく研究しておく必要があると思います。

このような動きは早ければ来年にも同じような動き(上も下もあり)があるかもしれません。
システムトレードをやられている方はよくわかると思いますが、今年はドローダウンが過去に検証したものに比べて大きく発生したものが多かったと思います。

そのようなドローダウンにもメンタルとして耐えることができるか?というのは今年の動きを経験してわかったと
思うので、利益を増やすシステム作りよりも、リスクを減らすシステム作りを意識してもらえればいいかと思います。

そして、今回のようなドローダウンが大きくなってしまうことは、それでもいずれ発生することがあると思います。
そのときにどうするかとしたら、

①自分のシステムを信じてそのまま運用し続ける

②たくさんのロジックの異なるストラテジーを併用して、リスクヘッジする

この2つしかないと思います。
もし、①の場合だとこのシステムは大丈夫だという自信をしっかりと持てるかどうかが重要になってきます。

ドローダウンが一時的に大きく発生しても、続ける限りは負けではありません。
もし、今回の暴落は過去に例を見ないものだから、システムも機能しなくなってしまっているのでは、と疑心暗鬼になって運用を止めてしまったときが本当の負けとなるときです。

そのような局面でも続けらるような自信を持つこと、それには、自分で納得するまで検証して、これなら大丈夫だという自信を持てると
ころまで高めることです。

②については、今年一年の各ストラテジーの成績をよく振り返って、どういうときにマイナスになっているか、プラスになっているか、
を比較して、あるストラテジーがマイナスになっている月を、他のストラテジーがプラスになってヘッジできているかどうかに注目して
見てみるとよいです。

そのようなストラテジーは相性がいいものになるので、併用して使うと安定していい効果が出せるでしょう。
今年の相場は多くのトレーダーにとって今後を見る上でも貴重な経験になったと思います。

結果はどうあれ、そこから得られたものを大事にして来年の相場に活かしていってほしいと思います。

さて、来年の動きについてですが、ここで書くと長くなりそうなので、また年明けに書きたいと思います。

あまり長い先のことを予測するのは意味がありませんが、チャートやいろいろな指標、背景から見えてくる範囲で年初1月~3月の動きまでは、考えておく必要があると思います。

一言で言えば、「荒れる相場」になりそうです。

それでは、今年も残りわずかですが、最後まで頑張っていきましょう。

皆様、良いお年を!

 

ーKorosuke

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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