2021年の年初に用意すべき戦略【田村祐一】



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




あけましておめでとうございます。

2020年はいろいろとイレギュラーな年でしたが、今年は徐々に平穏に戻って欲しいですね。

お正月は、何もすることがなく暇なので、2020年のトレードの成果を確認していました。
私の2020年の成績は、約49.5%のプラスでした。

これはファンダメンタル投資とシステムトレードの合計値であり、それぞれのプラスは、システムトレード約42%、ファンダメンタル投資が約7%でした。
これは、運用資産全体に対してのそれぞれの利益額を割ったものです。

ファンダメンタル投資への投資比率を昨年は極端に下げていたので、圧倒的にシステムトレードが利益を牽引しました。

正直、昨年はシステムトレードが出来すぎというくらい、上手くいった年でした。
コロナショック時には、一時的に30%の含み損を抱えましたが、その後は、好調な展開が続いて約42%のプラスとなっています。

上手く行った要因としては、

①コロナショック時の負け額が10%台で収まったこと
②コロナショック後の反発相場で利益が稼げたこと
③マザーズの高値更新の相場を上手く取れたこと

の3つが大きな要因であったと言えます。

①については、深さが異なる複数の逆張り戦略にまんべんなく資金を配分したことでコロナショックの相場全体の下げを、上手くナンピン買いできました。

その結果、コロナショック単体では負けで終わったものの、負けの金額を小さく押さえることが出来たことが良かったです。

②は、暴落が終わってすぐの反発相場で、トレードが発生する戦略を持っていることで、コロナショックの負け分をすぐに取り返すことが出来ました。

③が最も大事な勝ち要因でした。
順張り戦略が大きく利益を稼いでくれました。

コロナショック後は、なぜか非常に好調な相場であったので、5月~10月まではマザーズ向けの順張り戦略が機能しました。

そして、11月以降は東証1部向けの順張り戦略が機能し、利益を押し上げてくれました。

順張り戦略は取り扱いが難しい戦略の一つですが、昨年みたいな高値を大きく更新するような相場がくれば、大きな利益を獲得できる戦略です。

上昇相場終わりが必ず負けてしまうので、気持ち的には印象の良くない戦略なのですが、トータルではしっかり勝てていることを理解すれば、この戦略以上に気持ちの良い戦略はないですね。

数年に1回、順張り戦略が爆発する時期がやってきます。

数年の1回のチャンスが発生するまでは、微妙に負けたり、変な相場でシグナルが発生して、嫌な気持ちになるトレードが多いのですが、チャンスまでしっかりと待てれば、これほど心強い戦略はないですね。

改めて感じたのは、システムトレードは安定性が高い投資ですね。

昨年みたいな良く分からない相場ほど、システムに沿って淡々とトレードするのが一番無難です。

正直、コロナというイレギュラーな相場では、自分の相場勘があっているのかも不安でしたし、投資対象の企業もあっているのか自信がなかったので、あえてファンダメンタル投資への投資比率を下げました。

結果的には、相場が高値更新していたので、ファンダメンタル投資をしたほうが良かったのですが、楽に気楽に儲けることを最大の目的にしている私にとっては、コロナ相場ほど、苦労して気をもむ相場はありませんでした。

しかし、システムトレードは、シグナルどおりに淡々とトレードするだけなので、昨年はシステムトレードが私にとっては向いていたように思います。

さて、2021年ですが、依然コロナの問題は解決の糸口が見えていません。
オリンピックも本当に開催されるのか不透明です。

引き続きよく分からない相場が続く可能性が高いでしょう。

やはり、今年1年も私はシステムトレード中心の投資が続きそうです。
なお、今の相場から用意すべき戦略を考えると、多分順張り戦略ではなさそうですね。

むしろ、2021年年初は、逆張り系ルールが機能しそうな気がします。

長くなりましたが、昨年は私のメールマガジンをご愛読くださいまして、誠にありがとうございました。

そして、本年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

ー田村祐一

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。