〇張り戦略は無条件で勝てる?【田村祐一】



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米国株式市場が反発したので、先週の株式市場は、好調な状況が続きましたね。

システムトレーダーにとっては、最高の稼ぎ場となりましたね!!

ここまで逆張り戦略が上手くはまると、逆に少し怖くなってしまうくらいです(笑

コロナショック以後の相場なのですが、私の中では、ある明確な傾向が出ていると感じています。

それは、、、

逆張り系ストラテジーが無条件に勝てる

という傾向です。

これは、あくまでも私の個人的な主観であって、100%正しいものではありません。

しかし、コロナショック以後の成績を見る限り、そのような傾向があることを実感しています。

私は、システムトレードを実践するに当たり、逆張り戦略を複数使って、日々のシグナルを抽出しています。

それは、2本、3本という数ではなく、10数本の逆張り戦略を併用しています。

それぞれの逆張り戦略は、

仕掛けの核となる条件が異なることはもちろん、トレードする対象の銘柄もバラバラです。

株価が下落した銘柄を買い付けする逆張り戦略ですが、当然、株価の下落幅も微妙に異なります。

コロナショック以前の相場であれば、

10数本ある逆張り戦略をそれぞれ使用していると、勝てる逆張り戦略もあれば、負ける逆張り戦略が発生していました。

10数本の逆張り戦略トータルで勝てればいいと考えているので、時期によって機能する逆張り戦略とそうでない逆張り戦略があるのは、仕方がないことだと思っていました。

むしろ、それくらいのバラツキがあるくらいのほうが、安心と言うか、妥当な動きでしょう。

しかし、コロナショック以後の相場なのですが、10数本ある逆張り戦略、すべてが勝ち続けています。

多分、システムトレードを実践している方なら分かると思いますが、逆張り戦略でシグナルが発生すれば、とりあえず勝っていませんか?

逆張り戦略だけでなく、押し目買い戦略も連勝です。

ここ数年にはなかった勝ち方をしています。

その理由を、考えていると、やっぱりライバルの減少が上げられるのではないでしょうか。

コロナショックでは、リーマンショック級の暴落が発生しました。

リーマンショックが2008年なので、約12年間は同程度の暴落は発生しなかったのです。

1年や2年に一度起こる暴落が通常だとしたら、コロナショックは超級の暴落と言えるでしょう。

その結果、何が起こったかと言うと、逆張り投資で損失を被る投資家がたくさん出ました。

これは、システムトレーダーと言うよりは、投資家全体の話です。

システムトレーダーも当然逆張りで仕掛けましたが、通常の逆張り戦略はもちろん、暴落用の逆張りを用意しているので、

損失は一般の投資家よりも軽微だし、損益トントンや利益になった投資家も多かったです。

私が言いたいのは、裁量で逆張り投資をしていたトレーダーです。

システムトレードを斉藤さんが普及させたからなのか、ここ数年システムトレードをしていなくても、逆張り投資を実践する投資家が非常に増えていました。

「5日移動平均線から〇%マイナスに乖離したらチャンス」
なんて方法を使って逆張り買いする投資家が多くいて、

少し逆張り系のルール(特に、押し目買い)が機能しにくい時期がありました。

コロナショックによって、逆張り投資した裁量トレーダーが損失を被ったことで、逆張り投資を行う投資家が大きく減少した可能性が高いです。

というか、個人的な実感としては確実に減少しました。

その結果、今逆張り投資を継続している投資家にとっては、非常に良い投資環境に変化しています。

あれだけの暴落が発生したので、当分、逆張り投資への恐怖感は抜けないでしょう。

よって、当面システムトレーダーは、稼ぎ時と言えるでしょう。

何が言いたいかと言うと、

・今が逆張り戦略の絶好のチャンス!
・逆張り戦略が手薄なら、今から急いで用意しよう
順張り戦略に興味を湧いている場合ではない

ということです。

今は、相場が高値をとっていっているので、どうしても多くのシステムトレーダーは、「順張り戦略」に興味が湧いているでしょう。

たしかに、昨年後半から順張り戦略は、大きな利益を上げています。

でも、今から注目しても、遅すぎます。

昨年後半から日経平均株価は25%程度上昇しています。

では、ここからさらに日経平均が25%も上がるでしょうか?
仮に上がったとしたら、約36000円ですよ?

100%上がらないとは断言できませんが、ちょっと現実的ではないように思えます。

今から順張り戦略に注目して、導入しても、ピークまでの少しの利益しか得られない可能性が高いし、それ以上にピークで高値掴みして、損をするリスクも孕んでいます。

だからこそ、順張り戦略よりも逆張り戦略に注目すべきです。

なんか、この話毎週しているような気がしますが、それだけ重要ということで、勘弁してください。

改めて言います。

今から順張りは遅いです。

もう導入できていないなら、今回の上昇相場は諦めて、次の機会まで待ちましょう。

今は、逆張りや押し目買い戦略に力を入れるべきです。

2021年もコロナで難しい世の中が続きそうですが、チャンスをしっかりと掴み、利益を上げたいですね。

ー田村祐一

 

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。