日本株暴落始まり下値の目処は?【西村剛】



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4月9日のメルマガでお伝えした内容現実味を帯びてきました。。

コロナ感染再拡大で暴落に備える局面か

関西、首都圏の変異型ウイルスの感染拡大で緊急事態宣言再発令が濃厚となり、日経平均株価も2日で1000円を超える下げに見舞われました。加えて日本においては決算発表前やゴールデンウィーク前ということもあり積極的に買われづらいタイミングになっており、もう一段の下落も視野に入れておく必要があるでしょう。

今回の緊急事態宣言の再発令の報道を受け、実際に日本で暮らす私達の反応は比較的冷静なものになっていると感じますが、海外投資家の視点で見ると、

・日本で変異型ウイルスが拡散しておりヨーロッパのような状況になるのではないか・・・

・日本はワクチン接種が進んでおらずヨーロッパ以上に感染が拡大するのではないか・・・

・感染が拡大し東京オリンピックが中止になるのではないか・・・

など、日本に関してネガティブな印象を持ち、その結果今の日本株売りにつながっているのではないかと考えています。

さすがに昨年3月ほどの暴落とはいわないものの、それなりの暴落はありそうです。

日経平均株価の下値の目処としては26週移動平均線の27874や下手をすると52週移動平均線の25133円までの下落はあってもおかしくはないと考えています。

そんな今の状況を踏まえて私達がすべきことは昨日お伝えした、

緊急事態宣言再発令前に準備しておきたいトレード戦略

に書かれている、

・暴落時に強い逆張り戦略の準備

・上昇トレンドから下落トレンドへの転換に備える戦略を用意すること

・下落後の反発をとらえる戦略を用意すること

の3つの戦略です。

暴落は雰囲気だけでトレードしているひとにとっては大きな損失を抱えるリスクになりますが、しっかりと事前準備を行い対策を立てているひとにとっては大きな利益につながるチャンスです。

ぜひしっかりと今のうちに対策を立て次の暴落に備えておきましょう!

ー西村剛

Youtube 【日経平均分析チャンネル】
4/21 日経平均は-591円!暴落が始まり、下値の目処は?

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。