ビットコイン投資は破滅する?【田村祐一】



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ビットコインの相場が大荒れしています。

高値の700万円台から現在は400万円まで下落しています。

下落率は40%を超えており、ボラティリティの高さが目立っています。

ビットコインの下落の原因は、米テスラ社のイーロン・マスク氏の言動によるところが大きいです。

そもそも、ここ数か月の価格上昇もテスラ社のビットコイン購入に始まりました。

そして、テスラ社の電気自動車をビットコインで購入できるようすると発表されたことで、さらに価格上昇に弾みがついた形です。

それが一転して、ビットコイン下げの発言をイーロン・マスク氏がしたことで、ビットコイン価格は暴落。

今現在の400万円台まで下がっています。

今回の下落を受けて、改めてビットコインの脆弱性を再認識しました

ビットコインという商品は、非常に夢のある商品だと個人的には思っています。

キャッシュレスの時代が急速に進む中で、実物のない通貨というのは時代の流れにあっています。

どれくらい世界に流通するか未知数であり、時価総額がどこまであがるかは誰にもわかりません。

投資家にとっては、未知であればあるほど、夢が膨らみ、価格も青天井で上昇します。

最近では、ビットコインの扱いを、「株式」「FX]と同列に扱うような流れができていますが、正直それはかなり早計だと思います。

イーロン・マスク氏は超有名人であり、社会的な影響力の大きい人物ではありますが、

「株式」や「FX」では、彼の言動で株価が暴落することはありません。

仮に、影響があったとしても、40%も価格が暴落することはないし、影響も一部企業にとどまっているでしょう。

一部の著名人の言動や行動で、ビットコイン価格が、ここまで上昇したり下落したりするのであれば、かなり不安定な商品と言わざるを得ません。

よって、ビットコインの扱いは、

株式における1企業と同じ扱いをするのがもっとも賢い選択ではないかと考えています。

ビットコインに、運用資産の大きな割合を投資するのは、非常にリスクが高く、破滅する可能性があると思います。

大きな成長をするかもしれない東証マザーズ銘柄に運用資産の大半を投資できますか?

どれだけ夢がある企業でも、ひとつの企業に運用資産のすべてを託すのは、怖いですよね。

多分、ほとんどの方は、この意見に同意してくれるでしょう。
名もない企業に、全投資はできないです。

それが、ビットコインとなると途端に話が変わります。

ビットコインやイーサリアムをはじめ、草コインがたくさんあります。

たくさん選択肢があるので、それらに分散投資している方もいるかもしれません。

しかし、正直、ビットコイン系全般、ほぼ同じ価格の動きをするので、同じ商品と言っていいでしょう。

だから、ビットコイン系に運用資産の多くを投資している人は、名もない新興企業に全ツッパしているのと同じです。

私の中での扱いは、

マザーズの新興企業=ビットコイン」

という認識です。

魅力的な投資対象の一つという扱いです。

魅力的な投資対象ではあるので、当然投資は行いたいですが、運用資産のほんの一部だけしか回しません。

草コインにいくらリスク分散しても、それは意味をなしていないでしょう。

むしろ、ビットコインよりも値動きが荒いので、逆に下落時にはビットコイン以上に損失を被ります。

正しい、リスク分散は、

ビットコインの投資を行いつつ、株式投資等も行うということでしょう。

ビットコインは、手軽に口座開設できるし、超少額から始められるので、

初心者向けなんていう甘い誘いをしている業者がいますが、とんでもない嘘だと思います。

超上級者向けの商品ではないでしょうか。

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。