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From；西村剛
東京の事務所より、、、
「逆に」という言葉が非常に気になる今日この頃・・・
何だか、最近のテレビや
電車の中での人の会話を聞いていると
何だか妙に「逆に」という言葉が気になります。
あれって、どこからきたのですかね～。
あれですか、あれ、
芸人のザキヤマさんですか？
「逆になってない！」などと突っ込まれていますよね（笑）
言葉は、別にしても
あのキャラクターは大好きです。
何でも、極めると言いますか、
やり通せば、ものになることが本当によく分かります。
ザキヤマさんの計算なのか分かりませんが、
一貫性をもって動く人というのは、強いですね。
改めて、そう感じます。
と、、、これで終わってしまってはいけません（汗）
これで終わってしまっては、
ただのとりとめもない話になってしまいます。
キチンと、トレードの話をしましょう。
あなたもご存じの通り、
昨日の日経平均株価は「15,300円」を回復しました。
「15,300円」を回復下のは、
約5年5ヶ月振りのようです。
そんなに久しくなのですね～。
この数字を見て、ちょっと驚きました。
さて、この回復が表しているように、
日本株の上昇トレンドが続いています。
今の状況を考えると、これは当面続くのではないかと考えられます。
これは、あなたにとって非常にうれしいことでしょう。
しかし、、、
こんな良いときだからこそ・・・
これが私の悪いクセなのか？
それとも、システムトレーダーだからなのか？
まさに、、、
「逆に」この上昇トレンドが終わってしまうことを考えてみたいと思います。
私が考える限り、この「3つの条件」がそろうと
上昇トレンドが終わってしまうのではないかと考えています。
まず、1つ目の条件です。
それは。。。【外国人投資家の買い基調が終わること】です。
これまでも何度かお話ししましたが、
今日本株を買っているのは外国人投資家です。
つまり、その外国人投資家が日本株を買うことを停止すれば、
自ずと、この勢いはなくなります。
そうなれば、日本株の上昇トレンドは終了し、
トレンドが転換され「下落トレンド」になる可能性が高いでしょう。
だからこそ、これも何度も登場していますが、
こちらの「外資系証券寄付き前動向」を日々、確認しておくと良いでしょう。
▼外資系証券寄付き前動向▼
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
（『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、ＦＸ情報)』より引用）
そうすることで、いち早くトレンドの転換に気が付くことができると思います。
ちなみに、、、この「外資系証券寄付き前動向」ですが、
私がここで何度もお伝えしているせいか、本当に日々確認している方が増えています。
そうして、そういった方から、
「これを見ることで、以前よりも相場を把握しやすくなった」
などの声を頂いています。
もし、まだ確認するクセが付いていなければ、
あなたも、そのクセを付けてみると良いかもしれませんね。
以上が、1つ目の条件です。
次は、2つ目の条件です。
それは。。。【米国ダウ指数の上昇トレンドが終了すること】です。
あなたは、そもそも「なぜ、外国人投資家が日本株を買っているか？」
ということを考えたことがあるでしょうか。
正直なところ、これといって、
日本株を買わなくてはならない理由は、見当たりません。
例えば、世界を驚かすような企業が出てきているわけではありませんせんしね。
では、なぜか？
それは、こういう理由なのです。
外国人投資家が日本株を買っている要因は、
「メインの投資先である米国株が上昇しているから」です。
「えっ？それがなぜ？」と思うかもしれませんね。
もう少し、詳しく説明しましょう。
外国人投資家のほとんどは、日本株に投資する割合よりも、
米国株に投資している割合のほうが高いです。
ですので、安直な考えかもしれませんが、
メインの投資先である米国株価が上がっていることで、
「日本を含めた、他の国にも投資しておこう！」という買い安心感につながっているのです。
だから、いま日本株も人気なのですね。
まさに、米国株のおこぼれをもらっている状態です。
ですから、怖いのが。。。
米国ダウ指数が下落トレンドに転じれば
自然と、日本株も下がる可能性が高いのです。
以上が、2つ目の条件です。
次は、3つ目の条件です。
それは。。。【円安トレンドが終了すること】です。
あなたは、
今の日本株を買う理由で一番大きいものを考えたことがあるでしょうか？
おそらく、ないかと思います。
答えも、ちょっと難しいので、先に言いますね。
この理由は、
「円安が進むことで企業業績が改善する」ことです。
円安が進むことで、企業業績の改善が見込めます。
その結果、日本株の割安度が上がることが考えらえます。
つまり、その割安度を見込んで、日本株価が買われているのです。
今は、円安だから良いですが、もしこの円安トレンドが終了すれば、
日本株の上昇トレンドも終了することが考えられるのです。
以上が、3つ目の条件です。
いかがでしょうか？
本日は、まさに「逆に」の発想で、
今の上昇トレンドが終わる条件を考えてみました。
私が考える限り、この3つの条件が全てそろうと、
日本株の上昇トレンドが終了する可能性が高いと考えています。
これまた、「逆に」ですが・・・（笑）
この3つの条件がそろわない限りは、日本株の上昇トレンドは継続する可能性が高いのです。
ちなみに、この3つの条件が短期的にそろう可能性は
低いと、私は考えています。
ただし、「明日の株価は、誰も分からない」ということがトレードの大前提ですので、
この3条件を日々確認しておくと良いでしょう。
1つ目の条件にあった「外資系証券寄付き前動向」を日々確認するクセを
付けたことで、相場をとらえやすくなったという言葉があったように、
この3つの条件を日々確認しておくと、
大きなトレンドの転換がつかめたり、
日々の相場を捉えやすくなるかもしれません。
あなたは、この3つの条件を、本日からどう活かしますか？
■追伸
西村剛×斉藤正章×平山修司が筋書きのないテーマを展開中。
↓
http://goo.gl/78wbV
西村 剛
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