決算を前に上方修正が期待できそうな銘柄は?【田村祐一】



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日経平均株価は2万9000円台後半で推移し、
少しずつ値を上げてきていますね。

衆議院選挙も終わり、自民党が無難に勝利したことで、
この後の経済対策の詳細に期待が集まっています。

先週の株式市場は、良い話題であふれていて
上がる要素ばかり揃っている珍しい状況でした。

コロナの感染者数が激減しており、
町には人があふれかえっていることから、
本格的な経済再開期待が高まっています。

ちょうど中間決算が発表されていることも
投資家の期待感を膨らませるにはちょうど良い時期ですね。

先週末から中間決算発表が本格化していますが、
良い決算を出している企業の割合が高い印象です。

良い決算が出れば素直に株価も上昇していることから、
非常に良い相場環境になっていると言えるでしょう。

今週(8日~12日)は決算発表ラッシュです。

良い銘柄に先回りしておけば、
11月中旬の相場で大きく利益を上げられる期待が持てそうです。

私はファンダメンタル投資とシステムトレードの二刀流ですが、
直近の相場は、「ファンダ >> システムトレード」ですね。

システムトレードが悪いと言うことではありません。

直近の相場は確かに上がっているものの、
高値を更新したわけでもなく、株価が急騰しているわけではありません。

システムトレードにはいろいろな戦略がありますが、
直近の相場では、あまりシグナルがでないといった感じです。

もう少し市場が上昇してくれれば、
トレードチャンスが発生しそうですが、今は耐え時という感じです。

特段、損をしているわけではないので、
個人的には全く気になりませんが。

そういうことで、
今はもっぱらファンダの分析に時間を割いています。

中間決算を前にして、上方修正期待が持てる銘柄や、
中間決算が出て、後半に伸びが期待できそうな銘柄を探しています。

もうすでに決算発表が続々と出ているので、
今は後者の分析が主になっていますが。

今回の決算では、私の中では、
2つのキーワードがあります。

それは、

①業績V字回復型
②半導体

の2つです。

①について、コロナで大分苦戦していた企業が、
急速に息を吹き返して来る可能性が高いです。

特に飲食業・旅行業は期待できるでしょう。

もともとが悪ければ悪いほど良いので、
飲食業の中でも居酒屋系は要注目ですね。

居酒屋系の上場企業は、
今年は月次の売上高を非公表にしているとこが多いです。

そういったところは、多くの投資家が手をつけにくいので、
先回りする価値がありそうです。

自分の家の居酒屋が混んでいれば、
その企業の業績は以前より回復していることは確実です。

それが、第3四半期決算以降に反映されるので、
株価も自ずと上向く可能性が高いでしょう。

②は、コロナに関係なく、世の中のトレンドです。

半導体需要は高止まりしており、
供給が追いつかないレベルです。

任天堂なんかは、半導体の供給が追いつかなくて、
switchの販売台数を下方修正しています。

この流れは当分継続するでしょう。

半導体を仕入れる会社ではなく、
半導体の製造に必要な機械を
提供している企業などが狙いどころですね。

有名どころはある程度株価もあがってしまっているので、
有名どころから少し外れた中小企業が良さそうです。

①と②関連の企業については詳しく調べており、
今後に期待しているところです。

ようやくコロナが落ち着いてきたので、
本格的にファンダメンタルに取り組んでも良さそうです。

冬に感染者が増え始めたら、また休止になりそうですが・・・

このままコロナが落ち着いてくれることを願うばかりですね。

ー田村祐一

 

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。