テニスとトレーダー【Korosuke】



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korosukeです。

少し涼しくなって過ごしやすい季節になってきました。

先日、久しぶりにグルメ好きの友人からランチに誘われ行くことになったのですが、その友人は去年くらいからテニスを始めたそうで、ランチの前にテニスをやろうという話になりました。

私は中学から高校でテニスをやっていましたが、その後はほとんどやっておらず、旅行先で時間がある時に少しやったくらいでしたので、もう10年くらいはラケットを握っていない状態でした。

すごい久しぶりでしたが、最初は体が思うように動きませんでしたが、やっているうちに体が覚えているのか、少し昔の感覚が戻ってきたようでだいぶ打てるようになってきました。

終わった後は、ぐったりして、特に足の疲労感がすごくてしばらくベンチに座りこんでしまいました。

やはり、久しぶりに運動するとこたえますね、、、、

ベンチで休みながら他の人がやっている試合を見ていました。

一人はわりと積極的に攻める感じでフォームも綺麗で結構なベテランそうな人(Aさん)でした。

もう一人は、ぱっと見はそれほど攻める感じではなく、ラケットの振り方もあまり慣れていなそうな人(Bさん)でした。

最初少し見ていて、Aさんはバシバシすごいショットを打ち、Bさんを追い込んでいるような感じで、Bさんはなんとか返して防戦一方という感じ

でしたので、これはAさんが楽勝してしまうかな、と思って見ていました。

ところが、Aさんが決めにかかるような思い切ったショットを打ってはいましたが、徐々にミスが出てき始めました。

そして、Bさんは相変わらず決めにかかるような思い切ったショットは打たないものの、相手が打ったボールをふわっとした感じですが、確実に返していきます。

そのような弱い球をチャンスと見てAさんは思い切って決めにかかりますが、ミスが増えてきてしまいました。

終盤にかけてこの流れが加速し、Aさんは思い切り打ちますがフォームがやや乱れてきてミスが増え、ほとんどの失点は自分のミスによるものでした。

一方Bさんは、最初から変わらず、一見やる気のなさそうなふわっとしたボールを返していきます。

結果的にBさんが勝ったのですが、Bさんが自分から攻めて決めたショットはほとんどなく、Aさんが自分のミスで失点して負けてしまう結果となりました。

こんな緩い球ならかっこよく決めてやろうと思って力を入れすぎミスを誘発してしまったり、それが続くと心理的には追い込まれてきます。

Bさんはそんな相手の心理を読んで、相手が決めにかかってくるようなチャンスボールをわざと与えて自滅するのを待っていたのかもしれません。

これは、トレードにおいても言えることで、相場は簡単だとおもって安易に考えてポジションをとったり、大きなポジションをとって勝負に出たりすると大抵はうまくいかないことが多いと思います。

一見するとまだまだ上がりそうなチャートをしていてもいきなり下がってしまい損切する、なんていうこともよくあるかと思います。

これには、トレーダーの心理を利用して甘い罠にはめ込むような力が、相場には働いているからです。

チャンスと思ったときほど、大きくポジションをとったり、マイナスが続いた時ほど、焦りから普段と違う行動に出てしまったりと、相場にはトレーダーを追い込む要素が多くあります。

相場が悪いから成績が悪い、と感じるトレーダーも多いかもしれませんが、相場は常に正しく、実際のところは、トレーダー自身が自滅していっていることが多いです。

トレーダーは、チャンスと思っても油断しないこと、常にリスク管理を徹底して行うこと、そして、日々の成績に一喜一憂せずに平穏な状態を保つことが大切です。

忘れかけたときは、テニスをしてみてそれを実感して見るといいかもしれません。

 

ーKorosuke

 

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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