マザーズの下落はどこまで?【korosuke】



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korosukeです。
 
新年の相場も始まりましたが、今年に入っても下落が止まらないのがマザーズです。
 
マザーズ指数を見ると、今年に入ってからまだ数日ですがすでに10%以上の下落となっています。
 
個別銘柄でもかなり下落の大きいものがあり、逆張りでシグナルが出るものも多いかもしれません。
 
いつまで下がるか、いくらまで下がるかというのは流れ次第にはなりますが、株価の値動きで大きく下がったから買いのチャンス!という前に、注意しておくことがあります。
 
まず、逆張りでマザーズ銘柄のようなものをやる場合は、マザーズの小型株は東証一部の大型株と値動きが違っていて、トレンドが出たときに一方通行で大きく動く傾向があります。
 
そのため、大型株と同じ感覚で下がったところで入ると、そこからさらに大きく下落したところで反転するということがあるため、逆張りで入るときは深めのところでエントリーするようにしておいた方がいいでしょう。
 
そして、下落率が大きいから反転しやすいかといえば、それだけではなく、需給についても見ておきましょう。
 
マザーズ指数の信用買残と信用売残の推移を見てみると、11月4週目に1.90倍(信用売残に対して信用買残が1.90倍多い)でしたが、12月最終週には3.58倍まで上昇しています。
 
その間にマザーズ指数は、850円 → 756円 まで大きく下落しています。
 
このことから言えるのは、株価が下がっていく中で多くの投資家が、信用買いで押し目買いに入っているということです。
 
下がったところで買えば戻るという一昨年の相場では通用した押し目買いをしているのかと思いますが、株価は戻らずさらに下がっていき、そこでナンピンの買いを入れているという様子が想像できます。
 
そして、今年に入ってから数日でさらに下落し、一時は666円まで下落しているため、信用買いをしている人達はかなり苦しくなってきています。
 
大きく下がったのにリバウンドしないというのは、このような買い方と売り方の需給バランスが関わっています。
 
信用買いで高いところを掴んでいる人たちは、含み損を抱えている状態で戻ったところで早く売りたいという売り圧力になります。
 
そのような売り圧力がなくなるためには、株価がさらに下がって追い込まれたところで強制的に買い玉をロスカットされることで買い残が減ることになります。
 
そのため、株価の動きだけでなく、需給の変化で信用買残と信用売残の推移をよく見ておくといいでしょう。
 
いくらまで下がったところで下げ止まるか?を考えるには、このような需給の変化をセットでよく見ておきましょう。

-korosuke

 

 

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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