3月優待クロスは勝率が100%ではない!?【JACK】



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2月の株主優待の権利日も無事終わり、いよいよ、年間で株主優待が一番多い3月優待の時期がやって来ます。

すでに、私は人気の3月の株主優待を数銘柄、ポジションを組んでおりますが、何せ、この株主優待はクロス取引で対応すれば、勝率は99.9%であります。

「えっ?現物買いと信用売りの両建てでやるから、勝率は100%でないの?」

というツッコミもあろうか思います。

たしかに制度信用売りでなく一般信用売りであれば、高額となる逆日歩も回避できますし、在庫の確保という面で、現物買いと一般信用売りの両建てのポジションを組めた時点で優待を得るという目的は達成しております。

しかし、両建てのポジションを作ってから権利日までの間ならまだしも、驚くべきことに権利落ち後に株主優待を延期やら廃止をする可能性もあるからです。

実際に過去にも、アルデプロはもともと1月優待だったが権利落ち後に7月に延期と発表し、7月の権利落ち後に優待廃止をしましたし、タカラレーベンにおいては権利落ち後に優待廃止をしておりますから、そのような意味で、業績の悪化を盾にして、確率は低いですが優待の廃止を行う企業があることから勝率は100%になりません。

また、私自身は昨年、東和薬品の記念優待において、SBI証券において、権利日において貸株設定を外す扱い(優待権利自動取得サービス)にしておりましたが、記念優待においては、東洋経済新報社の株主優待情報で権利確定日が明示されていない銘柄(随時、不定期等)ということから、優待権利自動取得サービスの対象外で優待を得ることができませんでした。

このように、クロス取引は鉄板取引であり、資金と口座さえあれば、いくらでも若干の手間暇はかかりますが、優待を得られる(お金を増やす)ことができますが、上記のようなこともあることから、確実に株主優待が届くまでは安心はできません。

なお、3月優待の規模となると、何せかなりの銘柄数を発注することから、声出し、指さし確認はもちろん、ネット証券の注文状況はその度に確認をしているにも関わらず、必ず、私は、毎年、どこかで何らかしらの誤発注を出していることから、理想は権利日の前日と当日は兼業投資家の方は休暇を取って、一つずつ約定やらポジションを繰り返しの確認をするのが賢明であります。

そのあたりは、優待廃止や優待が空振りに終わったとしても、最低限の金利の支払いの損失のダメージは、たかが知れておりますが、誤発注の場合、株数の間違いや買い(あるいは空売り)の片方しか約定していない場合は、結構な損失となりますから、やはり一番、注意することになります。

 

ーJACK

 

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JACK

現役トレーダー。IPO投資や不動産投資を得意とする現役トレーダー。独自の視点による投資判断や、確実に獲得できる利益を見逃さない姿勢は、システムトレーダーも必見。