大衆の逆を行く【Korosuke】



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korosukeです。

コロナもだいぶ落ち着いてきて、海外ではマスクも外して生活するところも増えてきたりと、

徐々にコロナ前の生活に戻りつつある感じがします。

時短営業などで規制されていた飲食店も通常営業でお酒も飲めるようになり、活気が出てきたように思います。

そんな中、最近ハンバーガー店の倒産が増えているそうです。

なぜ、コロナが落ち着いてこれから飲食店に人が戻ってくるというときに倒産するのか?

それは、昨年ちょうどコロナが収まらず感染拡大しているときに、外食ができずデリバリーやテイクアウトの利用が増えました。

その時にデリバリーやテイクアウトしやすいハンバーガーに人気が出て、多くのハンバーガー店が新しくできたそうです。

しかし、コロナが落ち着いて営業時間も戻り店内で食事する人が増えてきたことで、

デリバリーやテイクアウトする人も減ってきたため、需要と供給のバランスが崩れたことが原因です。

 

以前タピオカブームでタピオカの店が街中であちこちできましたが、それが翌年にはブームが去って一気に店が激減したのと同じ現象です。

 

これは相場の世界でも同じで、相場で一番私が重要だと思っているのが需給です。

売り手と買い手がどれだけいるかによって取引が成立するので、
れが極端に偏ってしまうと大きく値が崩れるというのは、

株を始めた頃によく触っていた新興市場の銘柄で苦い経験をたくさんしました。

スカスカの板で利益確定しようとして売ったら一気に値が崩れてマイナスになってしまったこともありました。

そのため、今では流動性があって板には常にいつでも売ったり買ったりできる注文が入っている大型株しかほとんど売買していません

そして、このハンバーガー店やタピオカの倒産のもう一つ大きな原因は、新規で参入する人が増えてきたことです。

相場でも初心者の人がたくさん入ってくると、初心者が高値を掴んで相場は天井を付ける、
というのは昔からずっと続いている定石に
なっています。

昔アメリカでブラックマンデーの暴落の前に、ウォール街で靴磨きの少年が株の話を
していたところが天井になったという、
靴磨きの少年の話は有名ですよね。

今世界的に株価が下がっていますが、コロナバブルの上昇の中で参入してきた初心者がまさにそのような状況と似ているかと思います

今の下落はそのような高値で買った人たちを切らせるために下げている、言い方を変えれば、上で買ったそのような人たちがあきらめて投げない

限りは上昇がしにくいとも言えます。

そして、含み損が増えてきて高値で買った人が投げて大きな下げとなり、
いよいよ暴落がきて底が見えなくなってきた、と買っている
人が
あき
らめたところが大底となり、そこから逆に株価は上がっていきます

これは需給から考えたときにおきる自然な動きです。

そのため、大衆と逆に動くというのは理にかなっているものであり
もし、相場の先行きが分からなくなってきたときなどは、

大衆が今どういう心境になっているか、考えてみましょう。

そのような動きがチャートにも表れてくるので、チャートを
見たと
きにそのような大衆の心理を感じ取ることができれば

相場の見方もかなり変わってきますし、新しいストラテジーの
アイデアを得るためのヒ
ントにもなります。

 

GWで時間のある時に、今の周りの相場参加者の状況やチャートを
眺めながらそんなことを考えてみてください。

 

ーKorosuke

 

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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