日本株ようやく底打ちか?【西村剛】



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13日に、足元注目されていた6月の米CPI(消費者物価指数)が発表になりました。

結果は前年同月比9.1%上昇と2005年以来の伸びをみせ、米国においてインフレ加速が続いている結果となりました。

これを受け、FRBは7月のFOMCで1%の利上げを行なうのではないかという見方が強まっています。

今回のCPIの結果を受け、金利上昇懸念が強まったことから米国株も下落しましたが、下落幅は思ったよりも小さく、いったんこれで今回のFOMCの金利引き上げを織り込んだ可能性が高いでしょう。

では、ここから決算シーズンを控え、日本株を買い進んでいってもよいのでしょうか?

私の見解をお話します。

次の相場の焦点としてはやはり【企業業績】です。

いよいよ日米ともに四半期の決算発表シーズンを迎えます。

ここで企業業績がインフレ下においても好調なことが確認できれば、株価も再度上昇トレンドに入るのではないかとひそかに期待しています。

本当にそうなれば2022年から続いている下落トレンドが上昇トレンドに転じる可能性が高いでしょう。

もちろん金融引き締め期におけるトレンド転換なので、株価急上昇は期待できませんが、じりじりとあがっていく可能性はあるでしょう。特に米国株は年初よりかなり下落している状態です。年内に半値戻しくらいはあるかもしれません。

特に注目しておきたいのが好業績銘柄です。

インフレや金利上昇をものともせず業績を伸ばしている銘柄に再度注目が集まりそうです。

日本においても同様に好業績銘柄、そのなかでも海外の動向に左右されにくい新興銘柄に注目が集まるのではないかと考えています。

今月後半から来月に行なわれる決算発表を期に、株式市場のトレンド転換があるかもしれません。

今のうちにしっかりと準備しておきましょう。

 

ー西村剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。