今ならできる2つの新しい投資アイディア【田村祐一】



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ふと、考えてみると、システムトレードを始めて
今年で12年間になることに気づきました。

干支を一周していますので、
かなり長いお付き合いになったなぁと感じています。

最初は、システムトレードの第一人者の斉藤正章さんや、
西村剛に師事することで少しずつトレードを始めました。

まったく知識がないなからスターとしたので、
最初は逆張り戦略や順張り戦略等の

いわゆるオーソドックスな王道ルールの改良をし、
それを使ってトレードを開始しました。

それから数年が過ぎて、少しずつシステムトレードを理解したことで、
自分でも独自のルールを作りたいなぁと思い始め、

一から売買ルールを作成することを始めました。

それが、2013年から2014年頃でしょうか。

回顧が長くなってしまいましたが、
当時、研究意欲がとても高かったので、
新しい自分だけの売買ルールつくりに没頭していました。

当時試行錯誤して作成していた売買ルールが2022年現在では、
自分にとってメイン級のルールとして大活躍していることを考えると、
あの時の時間は無駄じゃなかったと心から思います。

例えば、

・RSI型押し目買い戦略
・銘柄フィルターを使わない順張り戦略
・サイコロジカルライン型デイトレ戦略

等の王道とは言えないルール達です。

これらのルールは、作成当時は半信半疑で使っていましたが、
作成時から今現在まで活躍してくれた大事なルールです。

まぁ、その裏には同数以上のボツ作があるのですが(苦笑

なんでこんな話をしているかというと、
過去に研究していた内容を最近ふと振り返ってみると、

当時は作成できなったルールの中で、
今なら作成できるというものがいくつかあったからです。

今なら作成できると判断したルールのアイディアをざっくり上げると、

①ETFを対象とした特殊戦略

②JPX400を対象とした順張り、逆張り、押し目買い戦略

等が挙げられます。

私の研究熱が最も高った2014年頃には、
ETFの新規設定や、JPX400という新区分が設定された時期でした。

ETFは、個人投資家が普段取引できない商品を
株で取引できるようにすることを目的に、
ここ10年くらいでさまざまなETFが新規設定されました。

2014年当時は数も少なく、売買代金も小さく
トレード対象と設定するには不明確な部分が多く、
売買ルールの作成を断念した経緯があります。

そして、JPX400は、2014年から新しく設定された指数です。

業績がそこそこ順調に伸びている企業を選別するという
新しい株価指数です。

当時は、新規で設定されたばかりでしたので、
売買ルールを作成しても信ぴょう性が薄いと判断し、ボツとなりました。

それから、大分時間がたったことで、
ETFやJPX400のデータがそろってきました。

システムトレードにおいては、データ数が非常に重要になります。

1か月間の株価データで得られた傾向と、
10年間の株価データから総合的に得られた傾向では、

圧倒的に10年のデータのほうが統計的に有利な傾向を導き出せます。

2022年現在では、ETFやJPX400ともにそれなりのデータが蓄積されたので、
そろそろこれらを活用した新戦略を作成することができそうです。

実際、ここ最近はこれらの検証に力を入れているのですが、
使えそうな売買ルールが何本か作成できました。

売買ルールを作成する中で、全銘柄を対象とした場合とは、
全く異なる傾向があることが分かってきて面白いです。

システムトレーダーの中に
もし「最近はあんまり検証意欲わかないなぁ」と方がいたら、
ぜひ上記の検証にチャレンジしてみてはどうでしょうか。

結構やりがいのある研究になると思いますよ。

その研究によって、数年後メイン級に活躍できる
新ルールが作成できるかもしれません。

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。