システムトレードで大負けを回避する方法【田村祐一】



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システムトレードで運用していると、
1年に1回程度困ったトレードに出会います。

困ったトレードとは、一言で言うと
大きく負けるトレードです。

逆張り戦略や順張り戦略、押し目買い戦略、
デイトレ戦略など戦略に関係なく発生します。

システムトレードは、様々な戦略でトレードする関係上、
1年のトレード数が何百回、資金量が多い方だと、
4桁のトレードを行ったりします。

それだけの数のトレードは
裁量トレードではなかなかしないでしょう。

膨大な数のトレードを行う関係上、どうしても、
その中で大負けトレードが発生してしまいます。

大負けトレードの厳密な定義はありませんが、
40%の損失を超えてくると私の中では大負けだと判断します。

たくさんトレードを行っているシステムトレードでは、
大負けトレードは、避けることができない問題と言えます。

大負けトレードが年1回は絶対に発生する前提で、
運用をしていくしかないですね。

仮に大負けトレードが発生しても問題ないように、
1回のトレードで投資する金額を抑えることで、

大負けトレードが発生しても、
運用資産全体に与える損失額を抑えなければなりません。

例えば、資産1000万円で運用し、

ワンショット200万円でトレードした場合と
ワンショット50万円でトレードした場合で比較しましょう。

仮に、大負けトレード(50%の損失)が発生した場合、

ワンショット200万円の損失額は100万円
ワンショット50万円の損失額は25万円です。

この損失額をそれぞれ運用資産1000万円で考えると、

ワンショット200万円の運用資産全体の損失率は「10%」
ワンショット50万円の運用資産全体の損失率は「2.5%」です。

ワンショット200万円で大負けトレードを掴むと、
たった一回のトレードで運用資産の1割が消失します。

一方で、ワンショット50万円では。2.5%の損失で済みます。

一瞬で運用資産の1割を失うのは、リスクが過大でしょう。

2.5%であれば、すぐに取り戻すことが可能ですが、
1割の損失を回復するには、相当の時間が必要でしょう。

大負けトレードはどれだけ避けようと努力しても、
絶対に回避することができない事象です。

東京電力(9501)、スカイマーク、東芝(6502)のような
大型株でも過去に大きく株価が暴落します。

それ以外にも、中小型株で株価が暴落することはよくありますよね。

トレードを行っていると、買い付け後に
何か事故があって株価が暴落してしまうことがあるのです。

だから、ワンショットの金額は、
大負けトレードを掴むリスクがあることを前提に、
設定しないといけないのです。

リターンを大きく狙おうとすると、
どうしてもワンショットの金額は大きくしたくなります。

しかし、リターンばかり追求して、
大負けトレードを掴んで大損してしまっては、
本来の目標から逆に遠ざかってしまいます。

もし、上記の話を聞いて、自分の運用が危ないかもと思った場合には、
ワンショットの金額を見直したほうが良いでしょう。

気付いていて放置しておくと、
のちのち痛い目をみるリスクが高いでしょう。

 

 

ー田村祐一

 

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。