今がチャンス、上方修正期待銘柄の発掘法とは?【田村祐一】



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2023年1月もあっという間に半分が過ぎました。

例年1月と言えば、私にとっては収穫の時期です!

温めておいた銘柄で利益を稼ぐ絶好のチャンスなんです。

なぜ、私が「投資の収穫の時期」であると言っているかというと、
この時期は業績の上方修正が特に期待できる期間であり、

業績の上方修正が発表される前に買い付けすることで
値上がり益を「収穫できる時期」だからです。

今月下旬から来月中旬にかけて
3月期決算企業が第3四半期決算を続々と発表します。

3月期決算企業の第3四半期と言えば、1年の3/4の決算が終了しますので
自社で発表した通期業績予想に対して

「達成しそうだな」とか、
「ちょっと厳しそう」といった状況がかなり見えてくる時期です。

通期業績予想に対する達成度合いがだいぶ見えてくる時期と言うこともあり、
今月下旬から来月中旬までは業績予想の修正が多く発表される期待が持てます。

上方修正が発表される銘柄を事前に買い付けることで
値上がり期待が持てる時期ですので、

例年、この「収穫時期」の1ヶ月くらい前から、
私は一年の中でも丹念に会社四季報を見るようにしています。

会社四季報で見るべき点はそこまで多くはないです。

会社四季報を見て、企業が掲載されている欄外に

「大幅強気」、「会社比強気」、「会社比弱気」、「大幅弱気」
などと記載されている企業があります。

これらは、

「会社四季報が予想している営業利益の数値」と
「その会社が予想している営業利益の数値」が乖離している時に記載されます。
(※ただし、乖離額が2000万円以上)

この記載は以下の計算式を使用して、
乖離率の大きさごとに4つに分類されています。

【計算式】

 乖離率 = 「今期会社四季報営業利益」÷「会社予想営業利益」×100

【分類】

・大幅強気
 乖離率が+30%以上

・会社比強気
 乖離率が+3%以上、+30%未満
 (またはゼロから黒字)

・会社比弱気
 乖離率が-3%以上、-30%未満
 (またはゼロから赤字)

・大幅強気 
 乖離率が-30%以下

この中で「大幅強気」や「会社比強気」となっている銘柄をピックアップし、
あなた自身で業績の進捗状況を確認すると良いでしょう。

特に「大幅強気」ですと、会社が予想している営業利益よりも
30%以上も上回ることを会社四季報では予想しています。

つまり、この「大幅強気」の銘柄は、業績の上方修正期待の持てる銘柄なのです!
「大幅強気」の中から上方修正しそうな銘柄を探し出すと良いでしょう。

しかし、注意点もあります。

中には会社四季報が発売された後に、
業績の上方修正を行っている可能性もあるからです。

そのようなことを防ぐためにも、その企業のIRニュース一覧を見て、
既に、「業績の上方修正が行われていないか」についても確認して下さい。

この方法を使って、上方修正期待の持てる銘柄を探し出すことで、
今月下旬から来月中旬までの株式市場で、値上がり益を「収穫」できることでしょう。

ぜひ、この方法を実践して、上方修正期待の持てる銘柄を見付け出して下さいね。

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。