暴落はシステムトレーダーのせい？

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From；西村剛
東京の事務所より、、、

「今回の暴落の要因は、一部の投資家が日経平均株価が
○円下がったら売るなどの機械的に投資しているからですよ。」

おとといの夜のことです。

パッとテレビをつけたところ、
とあるアナリストが、そのような解説をしていました。

ん？これはシステムトレーダーのこと？

と思ったのですが、
この話は、これ以上話が進まず、これでとどまりました。

これ、システムトレーダーのことを言っているのですかね？

よく分からないですが、究極的には全員が同じ売買ルールを使って、
同じタイミングで売り買いすれば、そうなるかもしれませんが、

決してそのような状況ではありませんので、
これを要因にしてしまうのは結構強引な気が・・・

と思ってしまいました。

あなたもシステムトレーダーですので、
この一言に、どう感じたでしょうか？

さて、昨日の相場ですが、
1日の間で、ずいぶんと乱高下しました。

一時、15000円台に達したと思えば、
13000円台に行くなど、スゴイ状況でしたね。

まさに、ジェットコースターです。

結局、引けにかけて持ち直し、
終値では前日比プラス128円の14,612円で終了しました。

本当にすごい展開でしたね。

恐らく、この乱高下する中で、
一喜一憂し、取り乱してしまった方も多いことでしょう。

しかし、私たちシステムトレーダーは、
そのようなことはなかったのではないでしょうか。

私たちがすべきことは、
淡々とシグナルに従って、売買するだけです。

それこそ、私や斉藤さんがいつも言うことですが、
この先の株価が、上がるか、下がるかは、誰にも分かりません。

分かりやすく言えば、天気と同じです。

ですが、天気と同じように、
しっかりと、統計データをもとに考えると、
傾向が見えたり、カンで考えるよりは精度の高い予測ができるのです。

だからこそ、私たちは、
その統計データから有効な売買ルールを探します。

そして、その売買ルールに基づいた
シグナル通りに、淡々と売買するのです。

いくら株価が乱高下しようとも、
私たちシステムトレーダーは、そうするのが最良の行動なのです。

とはいえ・・・

そうはいっても、これだけ株価が乱高下すると
先行きが不安で仕方がないという方も多いですよね。

コチラの電話インタビューで、
http://goo.gl/AUf97

斉藤正章さんは、株価を見ないと話がありましたが、
ここまでに到達するのは、なかなか難しいものです。

私も職業柄、日中の株価は見ないといけないですからね。

ですので、

ここからは、そのようなあなたのために
今後の相場の動きを確認するうえでポイントとなるものをご紹介しましょう。

ちなみに、これは来週からの株価が
上がるか？下がるか？が分かることではありません。

先ほどもお伝えしましたが、
そればかりは、誰も分かりません。

ただ、言えることは、相場が安定する条件については
考えることができます。

これから、その条件をご紹介します。

さっそく、その条件を紹介すると

それは・・・

「外資系証券会社の寄付き前動向が1000万株超の大幅な買い越しが起こるか」

です。

これを確認するには、例のごとくこの指標を確認するのがよいでしょう。

▼外資系証券寄り付き前注文動向▼

http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
（『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、ＦＸ情報)』より引用）

今の日本株の状況は普通に考えれば
まさに絶好の押し目に当たります。

それにもかかわらず、

外国人投資家が大幅な買い注文を入れていないとすると、
これまでの株価上昇を支えていた外国人投資家の買いが終った可能性があります。

そうなると、株価の下支え要因がなくなりますので株価は
もうしばらく調整する可能性が出ててくるでしょう。

そして、そのポイントが

「外資系証券会社の寄付き前動向が1000万株超の大幅な買い越しが起こるか」

というところなのです。

何度もお伝えして恐縮ですが、

株価の先行きだけは、誰にもわかりません。

ただし、株価を下支えしている外国人投資家の動向を把握することで、
動向を把握することはできるでしょう。

もし、彼らに動きがあるときは、
それに連動して、相場に動きがあるときです。

いつも登場する「外資系証券寄り付き前注文動向」ですが、
これは、私も相場動向を見るのに使用しているものです。

ぜひ、あなたも使ってみてはいかがでしょうか？

■追伸.1

『株価はこのまま下落を続けるのか？』緊急「無料」動画レポートはコチラ⇒　http://goo.gl/gb26L

■追伸.2

あの「暴落」は一体何なのか？その正体をシステムトレーダー斉藤正章が答えます⇒　http://goo.gl/AUf97

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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