日経平均7万1000円突破!「まだ上がるのか?」に答える相場の現在地と戦い方

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日経平均株価がついに7万1000円台に突入し、
連日のように史上最高値を更新する展開が続いています。

ここまで一気に上昇すると、

「どこまで上がるのか」
「もう天井ではないか」
「今から乗ったら高値掴みになるのでは」

と不安に感じている方が多いのではないでしょうか。

私のところにも、今週はそんな相談がいくつも届いていました。

そこで今日は、過去の上昇相場と現在の相場を比較して、
いま自分たちがどの水準にいるのかを整理しておきます。

過去の代表的な上昇相場の中身は、、、

以下のとおりです。

バブル相場(1985年〜1989年):1万2000円→3万8957円(4年で約3.2倍)
アベノミクス相場(2012年〜2024年):8664円→3万8957円(11年で約4.5倍)
今回の上昇相場(2020年〜2026年):1万6358円→7万1000円台(6年で約4.3倍)

こうして並べてみると、確かに今の上昇は歴史的な水準ですが、
バブル相場やアベノミクス相場と比べて、
極端に突出しているわけではないことが分かります。

特に、足元のPERは20倍前後で推移しており、
バブル期のPER60倍と比べると、過熱感の度合いがまったく違います。

業績の裏付けが伴っている上昇相場と言って良いでしょう。

とはいえ、、、ここからどこまで上がるかは、
正直、誰にも分かりません。

私自身、メルマガで「目線は7万円」と書きましたが、
あっさり突破して、もう一段上の世界にいます(苦笑

過去のバブル相場でも、3万円を超えたところで
「もう天井だ」と早すぎる利益確定をした人が、
その後の3万8000円台までの上昇をまるごと取り逃がしました。

相場の格言にこういうものがあります。

「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、
楽観とともに成熟し、幸福感の中で消えてゆく」

今の相場が楽観の段階なのか、幸福感の段階なのかは、
あとから振り返って初めて分かることなんです。

だからこそ、上昇トレンドが続いている間は、
無理に天井を当てに行こうとせず、
素直にトレンドに乗っかるのが一番合理的なんです。

ただし、ここで本当に重要なのは、、、

【出口戦略】を事前に立てておくことです。

トレンドに乗るからといって、無防備に持ち続けることとは違います。

入る前に、どの水準で利益確定し、どの水準で損切るかを
あらかじめ決めておく。

これが出来ているかどうかで、上昇相場の終盤で
利益をしっかり残せる人と、含み益を全部吹き飛ばす人が分かれます。

システムトレードの場合は、もともと売買ルールに
損切りラインと利益確定ラインが組み込まれていますよね。

よって、ルール通りに淡々とトレードを回すこと自体が、
そのまま出口戦略になっています。

裁量で持っている銘柄についても、
買う前に同じ水準まで出口を決めておきましょう。

相場は永遠に上がり続けるわけでも、
永遠に下がり続けるわけでもありません。

天井を当てに行く必要はなく、トレンドに乗りつつ、
出口だけはちゃんと決めておく。

これが、いまの大相場と賢く付き合っていく王道です!

週末のうちに、保有銘柄ごとの出口ラインを、
もう一度しっかり点検しておきましょう。

 

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田村 祐一

フェアトレード(株)所属。統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。