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直近の日本株市場はいったん落ち着きどころを探す展開ですが、
ここから注目しておきたい大きな材料があります。
【8月上旬から本格化する第1四半期決算発表】です。
3月決算企業の第1四半期決算が、これから3〜4週間後に
集中して発表されるフェーズに入っていきます。
過去のメルマガでも何度かお伝えしていますが、
決算発表シーズンは、私にとって1年でもっとも
「銘柄探しにかけた時間」がリターンに直結する時期です。
この時期は、1日で数百件の決算が同時発表されます。
例えば今年の第1四半期決算では、
7月30日に121件、7月31日だけで397件、8月7日には1202件が決算発表が予定されています。
とにかく圧倒的な株価材料が、一気に公開されます。
ですが、、、
この膨大な量の情報の中には、必ず「宝の銘柄」が眠っています。
今日は、8月上旬の決算ラッシュに備えて、
私がどんな観点で銘柄を絞り込んでいるかを整理しておきますね。
まず、第1四半期決算を見るうえで最も重要な指標は、、、
通期業績予想に対する【進捗率】です。
第1四半期は本決算の4分の1の期間なので、
売上や利益が均等に上がる企業であれば、
進捗率は25%前後で着地するのが普通ですよね。
ですが、進捗率が30%を超えてくる銘柄は、
中間決算以降に上方修正されてくる可能性が非常に高くなります。
これは非常にシンプルな計算で、誰でもすぐに調べられる指標です。
ところが、実際に進捗率で銘柄を絞り込んでいる投資家は、
意外に少ないんですよね。
特に今年は、5月の本決算発表時点で、
米国とイランの問題やトランプ関税の不透明感を背景に、
かなり保守的な業績予想を出してきた企業が目立ちました。
そういう企業ほど、第1四半期で好進捗率を叩き出し、
中間決算以降にしれっと上方修正してくる可能性が高いんです。
だからこそ、決算ラッシュ突入前の今のうちから、
候補銘柄のリストを作っておく価値が大きいです。
次に、銘柄を絞り込むときに私が意識している3つの視点があります。
①上昇トレンドを形成している(高値更新間近を含む)
②注目テーマに乗っている(AI・半導体・防衛・インバウンドなど)
③時価総額が大きすぎない(1000億円未満だと動きやすい)
特に③はよく忘れられがちですが、
時価総額が大きい銘柄は、いい決算でも株価が
そこまで大きく動きにくいので、短期の爆発力に欠けます。
決算通過後の株価上昇を狙うなら、
中小型株を優先で拾いに行くほうが、結果につながりやすいですね。
最後に、決算跨ぎ自体のリスクにも触れておきますね。
決算発表というのは、上場企業がその期の答え合わせをする
一大イベントですよね。
そして、決算跨ぎで一番厄介なのが、
株価は決算の数字そのものよりも
「市場の事前期待とのギャップ」で動くという点です。
例えば、営業利益が前年比プラス30%の好決算を出しても、
市場の事前期待が「プラス40%」であれば、
発表直後にあっさり失望売りで急落することがあります。
逆に、業績が横ばいの予想外れ気味の内容でも、
市場が「もっと悪い」と身構えていた場合には、
悪材料出尽くしで一気に急騰することもあるんです。
つまり、決算跨ぎで勝つには、
企業の業績数字を予想するだけでは足りず、
「市場が何を期待しているか」まで読み切る必要があります。
これが、正直、なかなか難しいところなんですよね。
だからこそ、決算跨ぎで一発を狙うよりも、
決算通過後に「好業績なのに株価反応がまだ薄い銘柄」を
落ち着いて拾いに行くほうが、勝率もリターンも安定しやすいです。
進捗率が高くて、決算後の反応もマイルドな銘柄は、
中間決算やその先の上方修正でしっかり報われるパターンが多いですね。
今週末から来週末にかけて、
好進捗率が期待できる銘柄をリストアップしておきましょう。
8月上旬の決算ラッシュで、時間をかけた分だけ、
しっかりリターンで返ってくる相場になりそうです!
田村祐一
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田村 祐一
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