もう下落トレンドか・・・



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From;西村剛
東京の自宅より、、、

ここ最近、急にじと~っと
湿っぽくなってきましたね(汗)

雨は例年より少ないというものの
やはり、梅雨だと実感しますよね。

さてさて、その湿っぽいついでではありませんが、
株価も何だか、最近湿っぽいです。。。

これまで一辺倒に上昇してきてしまったこともありますが、
上がったり、下がったりの乱高下を繰り返し、

しかも、イマイチどちらに転ぶのか分からない・・・

なんて日が、今週も続きました。

そこで、今日は今のトレンドについて
少し考えてみましょう。

あなたもご存じの通り、
昨日の日経平均株価は、前日比241円高の12,686円52銭で終了しました。

さて、この数字だけ見ると、
いったい今が、上昇トレンドなのか、下落トレンドなのか
よく分かりませんよね。

システムトレーダーであっても、
ある程度、どの売買ルールから重点的にメンテナンスするかなど
考えるにあたり、このトレンドの把握は使えます。

また、他のトレード手法を取り入れている方にとっても、
何かと、今のトレンドを把握することは良いはずです。

では、実際に私が行っている
トレンド判定について、これからお話ししましょう。

そうそう、あなたは今のトレンドの状況は、

「上昇トレンド」だと思いますか?

それとも、、、

「下落トレンド」だと思いますか?

そして、その「根拠」は何でしょうか?

ちょっと、それを念頭に置きながら私の話を聞いてください。

さてさて、トレンド判定の方法は、
色々あります。

その中で、私は「移動平均線」を基準にしたものをよく使います。

あとは、株価位置を使ったり、
シグナル数を見たりもします。

ただし、もっともシンプルで分かりやすいのが、この「移動平均線」ですので、
これをよく使うのです。

では、具体的にどのように判断するか?

それはこのようにします。

○移動平均線より上か、下か

○移動平均線の傾きが右肩上がりか、右肩下がりか

例えば、短期のトレンドを考える場合は、
「5日移動平均線」を使用します。

日経平均株価の5日移動平均線の値は、13050円です。
移動平均線の傾きは下向きです。

これを考慮すると、短期では「下落トレンド」と判定できるでしょう。

また、中期のトレンドを考える場合は、
「75日移動平均線」を使用します。

日経平均株価の75日移動平均線の値は、13237円です。
移動平均線の傾きは、かろうじて上向きです。
ですが、株価が75日移動平均線の下にあります。

よって、中期では「若干の下落トレンド」だと判定できるでしょう。

そして、長期のトレンドを考える場合は、
「200日移動平均線」を使用します。

日経平均株価の200日移動平均線の値は、10926円です。
移動平均線の傾きは上向きです。

つまり、長期では、まだ「上昇トレンド」と判定できるでしょう。

これら3つをまとめると、このようになります。

○短期 → 下落トレンド

○中期 → やや下落トレンド

○長期 → 上昇トレンド

仮に、このまま下落トレンドが続くと
株価は、日経平均株価の200日移動平均線10,926円を目指す方向に動く可能性が高いです。

反対に、ここから持ち直して、再度上昇トレンドに入った場合は、
日経平均株価の5日移動平均線13,050円を目指す方向に動く可能性が高いです。

そして、以上を踏まえると、

当面の日経平均株価は、「10,926~13,050円」の範囲で推移する可能性があると考えられます。

いかがでしょうか?

しばしば、、、というより、よくメディアなどでは、
その都度、上がった下がったの話をしますので、
実際の分析結果と、トレンドの掴み方が違う場合が、多々あります。

あなたは、今回のトレンド判定を見て
どのように感じたでしょうか?

人によっては、自分の感覚と違っていた!

人によっては、あのメディアに書いてあったのと違っていた!

人によっては、自分の予測と違っていた!

などと様々でしょう。

この株式投資ニュース自体もその一つですが、
インターネットの普及により、従来の紙面とテレビやラジオでしか
情報が伝えられなかった時代と、今は情報量が違います。

また、情報を伝える媒体が増えたことにより、
誰でも手軽に情報配信できるようになりました。

すると、何が起きるか?

それは「情報として正しいか、正しくないか」が分からない情報が拡散することが起きます。

つまり、世の中には、少なからず正しくない情報が増えているのです。

例えば、あなたが今のトレンドを感覚で

「あ~、もう下落トレンドか・・・」

などと、ツイッターでつぶやいたとしましょう。

すると、情報の受け手は

「えっ、下落トレンドに入ったの?」

と情報を受け取ってしまう可能性が高いのです。

しかし、この「あ~、もう下落トレンドか・・・」という情報は、

その根拠はもちろんのこと、

短期で見てなのか?

中期で見てなのか?

長期で見てなのか?

それが分からなければ、ある意味成立しない情報です。

ですが、多くの人が、こういった成立しない情報に
右往左往されてしまいます。

だからこそ、私たちは今回のような根拠あるトレンド判定をして、
情報の精査をしていかないといけないのです。

そういった意味では、今回のトレンド判定が良い例ではないでしょうか。

いかがですか?

あなたが今掴んでいる情報は、
根拠ある情報で、成立した情報ですか?

ぜひ、今回のトレンド判定を参考に、
今持っている情報を、今日や明日を使って調べてみると良いかもしれませんね。

ちなみに。。。

「新聞の情報は正しいから大丈夫」と太鼓判を押す方がいますが、
案外そうではないこともありますので、ご注意を・・・

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。