PF(プロフィットファクター)とは、売買ルールが、優れたものかどうかを図る指標として使えるものです。

数式で表すと、「総利益」÷「総損失」となります。非常に、シンプルです。この数式を分かりやすく、言葉で言うと、「トレードで稼いだ利益と損のバランス」となります。

例えば、PF(プロフィットファクター)が「2」というのは、トレードで稼いだ利益が、トレードで失った損失の2倍ということです。「儲かった、儲からない」で言えば、儲かったことになりますね。つまり、PF(プロフィットファクター)は大きければ大きいほど「トレードで稼いだ利益と損のバランスが良い」という表現ができます。あまり、難しく考えず、慣れないうちはこのように考えておけば十分です。

ご参考までですが、西村剛は、売買ルールを作成する際「2」を目安にしています。もしかすると、「思ったより低いな~」と感じたかもしれませんね。ですが、実際にやってみると案外大変なのものです。この目安からスタートし、改良を加えて上げていきます。結果的には、もと上を目指しています(笑)でも、目安は「2」です、これは、良い売買ルールを見つけるためのコツでもあります。

いきなり、PF(プロフィットファクター)の高い売買ルールを見つけるのではなく、[ 利益と損のバランスが良い売買ルールを見つけ、改良を加えていく] これが重要なのです。なぜならば、この方法ですと、効率的に良い売買ルールを見つけることができるからです。いかがでしょうか。皆さんはPF(プロフィットファクター)の目安をどれくらいにしていますか?ぜひ、皆さんも、今回の内容を参考にしながら、ご自身の「PF(プロフィットファクター)」の目安を作ってみて下さい。

プロフィットファクターとは?