平均保持日数とは、その売買ルールにしたがってトレードを行った場合に、平均して株を買って売るまで何日間かかったかを意味します。例えば、7/14(木)に買って、7/15(金)に売るような売買ルールでは保持日数は「1日」です。この平均保持日数ですが、いつも通り「目安」をご紹介しましょう。今回は、「投資資金量」によって、目安が変わります。まず、投資資金が「少ない」場合からご紹介します。

●投資資金の少ない場合
できるだけ「保持日数が短い」のがよいでしょう。平均保持日数が短ければ、その分売買を繰り返すことができます。投資資金の少ない場合は、資金効率が良い「平均保持日数が1~2日」程度の売買ルールが、おススメですね。では、次は投資資金が「多い」場合をご紹介します。

●投資資金が多い場合
平均保持日数が、「ある程度長い」のがよいでしょう。平均保有日数が長いタイプの売買ルールは、比較的敬遠されやすい傾向にあります。つまり、似た売買ルールを使用する人が少ないので、長期間に渡って、売買ルールの優位性を保つことができます。そして、有効な売買ルールも、実際に多いです。投資資金の多い場合は、「平均保持日数が30日以上」の売買ルールが、おススメですね。

最後に、西村剛の目安をご紹介しましょう。私の場合、平均保持日数は、

○短期売買タイプで「2~5日」
○中期保有タイプで「20日」
○長期保有タイプで「100日」

程度です。

複数の売買ルールを運用しているので、それぞれ違います。平均保持日数がバラバラですと、適度にトレード機会があるので飽きずにトレードできます。継続という意味でも、このような運用はおススメですよ。いかがでしょうか。皆さんは平均保持日数の目安をどれくらいにしていますか?ぜひ、皆さんも、今回の内容を参考にしながら、ご自身の「平均保持日数」の目安を作ってみて下さい。