株式投資＝不労所得！？

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From；田村祐一

【株式投資＝不労所得】って言葉よく聞きますよね。

これって、誰が言い始めたんでしょうね。

というか、誤解された解釈が世の中に広まっていますよね。

「いきなり、何の話だ？」と思った人も多いでしょう。

なぜ、いきなりこんな話をし始めたかというと、、、

正月明けの話なんですが、
小規模ですが同窓会が開かれました。

仲の良い友人とは比較的よく会っているのですが、
数年ぶりに会う友人も多く、とても楽しみにしていました。

同窓会あるあるだと思うのですが、
「今、何の仕事しているのか？」って聞かれますよね（笑

私は、このメルマガを書いている通り、
「株式投資」関連の仕事をしていますが、

わざわざ自分から公開する必要もないので、
親しい友人くらいにしか仕事内容を言っていませんでした。

その日も、わざわざ言う必要もないと思っていたのですが、
ある一人の友人（？）がかなりしつこく聞いてくるので、
仕方がなく、「株関連の仕事」と答えました。

仕事内容を答えた途端、その友人（？）が、

「株式投資とか、不労所得でいいなー」
「楽して、儲けてるのかよー」
「ズルして、儲けてるんじゃないの？」
「俺にも楽して儲ける方法教えろよ！」

なんて、しつこく面倒くさい絡み方をしてきました。

せっかく、昔話に花を咲かせて、楽しくお酒を飲みたかったのですが、
一気に興ざめしてしまいましたね。

もしかすると、コレを読んでいる人でも経験があるかもしれません（苦笑

「株＝不労所得」「株＝楽して儲かる」というフレーズよく聞くけど、
これって、本当に心外だし、100％間違っていると断言したいですよね。

正直、そんなこと言ってくる人に対しては、
「じゃあ、あなたも投資やればいいじゃん」と言いたい！

そして、心の中で、
「まぁ、あなたは投資で儲けることは出来ないだろうけど」と鼻で笑いたい！

言いたいだけで、実際には言わないんですけどね。
のどまで出掛かっていつも、それを飲み込みます。

こんなこと書くと怒られそうですが、大丈夫かな？（笑

「株＝不労所得」っていう発想が私は好きではありません。

なぜなら、株式投資で、不労で儲けるなんて、
夢物語でしかないです。

むしろ、株式投資で成功しようと思ったら、
働いて働いて働きまくっても足りないと思います。

そもそも、株式市場は、資産が簡単に10倍、100倍になるなんていう
ユートピアでは一切ないですよね。

むしろ、魑魅魍魎が跋扈する、末恐ろしい世界です。

だって、年収数千万をもらっているようなプロがうじゃうじゃいて、
かつ、そういったプロが仕事として、真剣に張り付いている世界ですよ。

そういった、プロが虎視眈々と、カモを食い荒らし
利益を得ようとしている世界がユートピアなはずありません。

そんな末恐ろしい世界で利益を上げようと思ったら、
間違えても「不労」なんて発想は出てこないですよね。

給料をもらって真剣に働いているプロと同等の努力はもちろん、
それらプロよりも勉強や努力が必要になりますよね。

「楽して儲かる」なんてお花畑で投資を始めたら、
足を踏み入れた瞬間に、退場でしょうね。

投資で成功している人ほど、
投資で成功するために、「お金」も「時間」も掛けています。

成功している人は、

・仕事終わりに毎日銘柄探しを行う（裁量トレード）
・土日の片方は、企業の財務分析をする（裁量トレード）
・電車の移動中に四季報を読み漁る（裁量トレード）
・トレード仲間とアポをとり情報交換する（裁量トレード）
・毎日絶え間なく検証をし続ける（システムトレード）
・新しい戦略がないかを常に考える（システムトレード）
・投資関連のイベントには常に参加

なんてことを熱心にしているでしょう。

「不労所得」って言葉って、
間違って世の中に認識されているような気がします。

「不労所得≠働かずに楽して利益を得た利益」ではなく、
「不労所得＝利益を出す仕組みを作って得る利益」だと思います。

投資で成功している人の多くは、

横山利香さんなら、「テクノファンダメンタル投資」、
JACKさんなら「IPO投資」、
斉藤正章さんなら「システムトレード」

といったように、しっかり利益を出す仕組み（ノウハウ）を確立してます。

ちなみに、システムトレードの売買ルールって、
まさに「利益を出す仕組み」ですよね。

その売買ルール（仕組み）が出来れば、
あとはルールに沿って、淡々とトレードする。

安定して利益を出せる売買ルールは決して簡単には作れませんが、
作ってしまえば、毎年それなりの利益を生み出してくれます。

これぞ、まさに「不労所得」ですよね。

お金を稼ぐって、本当楽じゃないですよね。

先週から、私は第3四半期決算発表対策で
企業分析を徹底していることはもちろん、