新型肺炎リスク相場はいつ収束するのか？

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from；西村剛

新型肺炎の感染拡大報道により日本株が急落しています。

アジア市場が旧正月でお休みということもあり、海外投資家のリスクヘッジ的な売りが日本株市場で出ているようです。

今の株式市場のテーマはこの「新型肺炎がいつ収束するのか？」というところにあるのでしょう。

システムトレードにおいても、暴落時の底打ちを計る「暴落銘柄数」は27日時点でもゼロ銘柄となっており、今の株式市場は暴落と言うにはまだまだの状況です。ですのでテクニカル的な反発はもう少し先となりそうです。

新型肺炎については今のところ情報が錯綜しており、不透明な状況が続いているのですが、少なくとも旧正月が終わり中国株市場が開くまでは今のような不透明な状況が続くのではないかと考えています。

また中国政府による感染拡大防止策として旧正月の連休を2月2日まで延期する旨を発表しており、感染状況によってはさらに延期も考えられるでしょう。このような状況のなか積極的に買うのは心理的にも難しいと思います。

少なくとも中国株式市場が再開し株価が落ち着きを取り戻すまでは底打ちも難しいのではないでしょうか。

このような状況のなか、今しておきたいことは、

「逆張り戦略」の改良です。

場合によっては旧正月明けに大きな暴落が起こってもおかしくはない状況ですので、今のうちにしっかりと逆張り戦略を確認、改良しておく必要があるでしょう。

暴落はある日突然やってきます。暴落で利益を得られるかどうかは事前準備にかかっています。

ぜひあなたの逆張り戦略をしっかりと確認、改良し次の暴落に備えておきましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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