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from;西村剛
2月第二週の投資主体者別売買動向が発表されました。
2月第二週と言えば、日本においてコロナウイルスに関する報道が過熱化してきた時期にあたります。
このような時期に、日本市場の先行きを左右する海外投資家がどのような投資行動を取ったのでしょうか?
結論から言うと2月第二週外国人投資家は・・・
957億円の売り越し
となりました。前週の7906億円の買い越しから大きく方針転換していることが分かります。
一方、個人投資家は・・・
934億円の買い越し
となりました。前週は4497億円の売り越しでしたから個人投資家も売り越しから買い越しに方針転換していることが分かります。
つまり今の日本株の状況を簡単に表すと、
「外国人投資家の日本株売りを個人投資家が買い支えている」
状況でしょう。
まぁ、外国人投資家は基本順張りスタンス、個人投資家は基本逆張りスタンスですから、
外国人投資家と個人投資家が相反する投資行動を取るのはめずらしくありません。
ですので普段ならそれほど気にはしないのですが、今回気になるのが、
「為替」
です。為替が1ドル111円台に突入し円安傾向に進行しています。
その結果、外国人投資家から見る(ドル建て)日経平均株価では、円建ての日経平均株価よりもリバウンドしていないのです・・・
ですので外国人投資家から見ると今の日本株は、
「コロナウイルスで下落しほとんどリバウンドせず低迷している状態」
と言えるでしょう。
このような状況のなか、もしかすると、外国人投資家が、
コロナウイルスと消費増税による景気悪化を嫌気し、
「日本売り」
を始めたのかもしれないと危惧しています。
取り越し苦労かもしれませんが・・・
今の日本株安や円安を考えると、それが徐々に顕在化してきた可能性もあります。
まだまだ予断を許しません。
いつ暴落があっても良いように今のうちにしっかりと準備しておきましょう。
ー西村剛
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西村 剛



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