コロナ相場に挑むにあたり、明確にしたある一つの事とは?



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夢幻です。

日経平均の反発も一服し、今週は反落に転じています。

現在17500円を下値としていて、週末に向けて下げ幅を縮小しているため、
現時点では再度の暴落の可能性は低いと思います。

欧州でのコロナ感染拡大がややピークアウトし、ある程度被害の目途もついてきた事も関係しているかと思います。

この後の展開としては、先週のメルマガで説明した暴落後の値動きのとおり、

①17500円を下値として底堅い動き→三角持ち合い相場に移行

②17000円割れから再度3月安値更新を目指す→暴落

の2つのパターンが考えられます。

さて、今回のコロナショックの一回目の大きな下げ(2/21→3/19安値→3/31)を第一波としてそこでの立ち回り及び意識していた事をお伝えしておこうと思います。

私は今回の暴落相場に攻めの姿勢で挑みました。

何故なら、これは10年に一度の危険な相場であると共に、10年に一度のチャンスでもあるからです。

結果はどうあるにせよ、通常の暴落とやる事は同じです。

検証結果を信じてひたすら利益率の高いトレードを繰り返すのみ。

しかし、かなり厳しい戦いになるのは間違いありません。

実際、暴落のレベルとしてはリーマンショック以上の下げのスピードでかなり暴落ストラテジーで利益を上げるのはやや難しい相場だったのではないかと思います。

私自身はピークで200~300銘柄の買いポジションを保有していて、含み損が50%を越えた銘柄もありました。

平均では含み損が20~30%あったのではないかと思います。

ここまでの水準の暴落となると、ポジションを持ち続けるのもかなりのストレスがあった方も多いと思います。

しかも、未知のウイルスが世界中に感染爆発しており、被害も甚大。
収束の目途が全く見えない状況です。

もちろん私も例外ではありません

しかし、このような状態でも私は冷静にトレードを継続し、プラスで乗り切る事ができました。

成功要因はいくつかありますが、私が最も重要だと感じている事。

それは、

「今後、トレードを継続するために、必ず残しておかなければならないものは何か?」

を明確にしていた事です。

つまりは【撤退戦略】です。

具体的に、私が明確にして準備していたものは主に3つです。

・トレード資金

・検証資源

・生活インフラ及び食糧

1については、私はトレードで生計を立てているため、一定の資金が無いとビジネストレードの維持する事が出来なくなります。

そこで、自分の運用経験からこれだけ残しておけば、今後もビジネストレードを維持できるであろう最低金額の2倍程度を目安に残す資金を決めました。

2については、検証のための設備で主にPCです。
これについては、2月上旬から2月末までに150~200万円程度を先出しで投資し、
トレード環境のアップグレードを行いました。

これで、今後3~5年は追加投資なしにトレードに専念できる環境づくりを行いました。

そして、生活インフラ及び食糧ですが、トレードに専念できるように食糧を買いそろえ、1年間の家賃・生活費・電気代も見積もり残しておこうと決めました。

そして、万が一、撤退ラインまで来てしまった場合、ポジションを半分まで縮小し、徹底的に守りに回る事を決めました。

こうして最悪の事態を想定しつつも、今後のトレードがしっかり継続出来る状態が完成。

必要なものを明確にしておく事で、不安な相場の中でも、しっかりトレードを継続する事が出来たというわけです。

「背水の陣」とはよく言いますが、命(トレード資金)まで賭けての戦いをする必要はありません。

背水の陣で戦いながらも、いざとなったら「逃げる為の船」がをきちんと確認出来ている事で、冷静な判断を維持することが出来ます。

このコロナ相場の戦いは始まったばかり、今は次の戦いに備える時です。

皆さんはこの「船」が見えていますか?用意出来ていますか?

今一度考えてみて、無い方は今から準備しておいてくださいね~。

では、次回お楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。