要注意！マザーズ急落で暴落の可能性アリ【西村剛】

2020.07.03

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2日のマザーズ指数が急落しました。

つい先日の26日には高値を更新していたマザーズ指数ですが、その後下落トレンドに入り2日に約5％の下落を見せています。

株価下落の背景としては、2日に東京都内での新型コロナの感染者数が100名を超えたことがではないかと報じられていますが、

本当の理由は・・・・

「上昇トレンドが終わった」

ということではないかと思います。

特に下げが大きかったのが、3月からの反発局面で株価が大きく上昇していたバイオ系銘柄やクラウド系銘柄です。

マザーズ銘柄は個人投資家の心理が楽観モードの時はどんどん買われますが、ひとたび悲観モードになると一気に売られます。

もしかすると、「都内での新型コロナの感染者数が100名超え」とニュースをきっかけに投資家心理が一気に悲観モードになったのかもしれません。

また6月第4週の投資主体者別売買動向では、海外投資家の日本株売り越しが続いており、これが日本株全体の上値を押えている要因となっています。要注意の局面です。

2日の下げで私が日々監視している暴落銘柄数も17銘柄となってきました。今回の下げが軽いものであれば、もう少しの下げで反発があってもおかしくはないのですが、マザーズ銘柄に関しては3月以降、ちょっとお祭りムードが続いたのでもう少し大きな下げになるのではないかと危惧しています。

いずれにせよ次の暴落に備え準備しておくに越したことはありません。うまくいけば次の暴落は綺麗に逆張り戦略が機能するかもしれません。

ここから更に株価が下落したときに自分の売買ルールがしっかりと機能するかどうか？

リスクの大きさはどのくらいか？

など今年の2月～4月の相場を参考にしっかりと検証しておくことをおすすめしておきます。

 

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。