<重要>決算ラッシュの注目ポイント 【田村祐一】



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3月決算企業の第1四半期決算が続々と発表されていますね。

先週から今週にかけて、
自粛期間中のさまざまな企業の業績を知ることができるので、

今後の重要な参考資料になります。

例年以上に、極めて重要な四半期決算発表です。

内容を確認すると、いろいろと見えてくるものがありました。

結論から言うと、

既存業種の苦戦、新業種の好調が、

明確に数字に出てきています。

既存業種とは、コロナの感染拡大以前に
大企業として君臨していた企業ですね。

コマツ(6301)やパナソニック(6752)、住友ゴム工業(5110)など、
往年の優良企業の業績が市場予想を大きく下回っています。

このような傾向は、今週発表される
大企業にも同様に起こっている可能性が高いです。

市場予想を大きく下回っていることもポイントです。

これまで楽観視していた投資家も、
今回の決算発表によって投資スタンスを変える可能性が高く、
これまで堅調に推移していた全体相場も一気に崩れるかもしれません。

やはり、コロナ発生前と後では、
世の中のあり方が大きく変化しています。

ヒトとの接触を極力避けなければならない現在、

・営業マンは積極的な営業が出来ない
・工場等の密閉空間での密集が出来ない

など経済活動に支障が生じています。

実は、私ごとなのですが、先日引越しをしたのですが、
引越しに伴い、家具家電を新調しました。

引越しはすでに完了しているのですが、
それらの家具家電が到着するのは9月以降です。

どうやって9月生活したらいいの?笑
9月まで冷蔵庫なしの生活をしいられます。泣

なぜこんなことが起こっているのかというと、
家電製品の部品が不足していて、
製品の納入が遅れていることが原因です。

家電量販店は、製品が届かないので、売りたくても売れません。
家電メーカーも、部品がないので製品を作れない。
部品メーカーも、部品を作りたくても作れない。

こんなことが、今世の中では起こっています。

これは、家電に限らず、幅広い製品に起こっているでしょう。

それが、今回の決算に色濃く反映されています。

大企業でBtoBの営業マンをしている友人がいますが、
営業自体もそうとう苦戦を強いられているそうです。

既存顧客のルート営業に関しては、そこまで支障はないそうですが、
新規営業については相当苦戦しているみたいです。

新規での飛び込み営業は嫌がられるし、
倫理面での精神的な苦痛が伴うみたいですね。

そんな感じで、友人の営業成績も、
前年比で半分程度まで下がっているみたいです。

従来の営業形態でしか売上を建てられない企業は、
相当厳しい決算内容になることは目に見えてますね。

前のメールマガジンでも書きましたが、
既存の業種に関しては、投資対象から外したほうが無難ですね。

おそらく、第2四半期以降も、悪い決算が出ると思うので、
わざわざ悪材料がでることが目に見えている銘柄は狙う必要がないです。

一方で、好調なのは、新業種ですね。

テレワーク関連銘柄はもちろんですが、
テレワークの導入に伴って、システム開発が進んでおり、
システム開発関連の業績も絶好調です。

テレワーク関連銘柄は、コロナの第1波で結構株価が上がっているので、
第2波が間近に迫ってそうな8月以降の相場では、

テレワーク関連銘柄という大本命銘柄ではなく、
そこから1つ下流にずれた、システム開発関連銘柄が
大きく株価上昇しそうな気がします。

第2波が迫っている中で、企業はテレワークに移行せざるを得ず、
テレワークに必要なシステムを構築しなければなりません。

zoom等はセキュリティの脆弱性も指摘されているので、
大企業は自社でシステムを用意する必要があります。

また、個人の自宅でテレワークすることから、
自宅パソコンのセキュリティ対策もする必要があります。

そう考えると、第1波では注目されなかった、
システム開発関連銘柄が日の目を浴びる可能性が高いでしょう。

今回の決算は、決算内容で明暗がくっきりと分かれました。
でも、明暗の割合は異なります。

「暗」が8割~9割、「明」は1割と言ったところでしょうか。

「暗」のほうが圧倒的に多いので、
相場全体では暗い雰囲気になるでしょう。

ただし、「暗」が圧倒的に多いほど、
「明」の銘柄は投資家の注目を大きく浴びます。

8月以降の相場を乗り切るには、
「明」の銘柄探しが重要になるでしょう。

今週は、システム開発関連銘柄の決算が本格化します。
ぜひ、「明」の銘柄を見つけてみてくださいね。

ー田村祐一

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田村 祐一

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