上昇相場に強い順張り戦略の弱点とは?【西村剛】



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米国ナスダック指数が高値を更新したことで、日本株も高値を更新する銘柄が増えてました。

上昇相場で強い戦略と言えば「順張り戦略」でしょう。

順張り戦略は株価が高値を更新したタイミングで買い、株価がピークをつけ下がり始めたタイミングで手仕舞う戦略で上昇相場に強い戦略なのですがある弱点があります。その弱点とは・・・

●シグナルが出るタイミングが同じになりやすい

と言う点です。特に株式市場全体が上昇する局面において、順張り戦略は一気にシグナルが発生する傾向があります。そのため、気が付いたら運用資産の大半が順張り戦略だった・・・

ということがよくあります。順張り戦略は勝率がだいたい40%~50%ですので、うまくいったときは大きな利益に繋がるのですが、失敗した時は逆に損失となりやすいのです。

ですので順張り戦略で運用資金の100%近くになってしまうと、ハイリスク・ハイリターンの成績になってしまいます。

こういった順張り戦略の弱点を補うために重要なのが、

あらかじめ資産の○%までに順張り戦略の資金配分を抑えておく

ことです。自分のリスク許容度に合わせて順張り戦略を50%や30%に抑えることで、リターンも減少しますがリスクも大きく減少します。

リスク重視の方は順張り戦略を10%~30%

リターン重視の方は順張り戦略を30%~50%

ぐらいを目安に設定すると良いでしょう。

勝率が低く苦手意識も多い順張り戦略ですが、リスクを限定し取り入れることで上昇相場では強い武器となります。ぜひ一度あなたの順張り戦略について見直してみてくださいね。

 

ー西村剛

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。