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早いもので今年もまもなく9月に突入します。
過去20年のデータで月ごとの上昇率を見ると9月は1年12ヶ月のうち8位となっており株価が下がりやすい傾向が見られます。
ただ今年はコロナによりある意味特殊な相場です。単純に9月は株価が下がると決め打ちするのは危険かもしれません。
全体で見ると確かに9月の株価は下がりやすい傾向はあるのですが、(東証1部)、(東証2部・大証・名証)、(ジャスダック・マザーズ)と市場ごとに区切って検証し平均損益率をみると・・・・
(東証1部) +0.37%
(東証2部・大証・名証)-0.47%
(ジャスダック・マザーズ)-0.21%
と東証1部に限ってはプラスとなっており株価が上がりやすい傾向が見られます。
9月末は3月期企業の中間期末です。9月は基本的に夏枯れ相場が続くなか、
「中間決算が良いかどうか?」
が意識され始めるタイミングであり、その結果、決算リスクが高い(業績のブレが大きい)中小型よりも大型株に資金が動きやすいのかもしれません。
おそらくこの「決算がよくないかもしれない銘柄を持ちたくない」という個人投資家の心理は今年も変わらない可能性が高そうです。
ですので中小型の銘柄のなかで「決算が良くない銘柄」は注意しておいたほうが良いでしょう。
このように株価が上がる?下がる?だけでなく、その背景にある投資家心理まで読み解ければトレードの成績が向上するかもしれません。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、データの数値だけでなくその背景を考える習慣をまずはつけましょう。それだけでぐっと投資家のレベルが上がると思います。
ー西村剛
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西村 剛



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