仕事と投資、どちらに力を入れるべきか?【夢幻】



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夢幻です。

先週末、安倍首相辞任の一報が入り、マーケットに衝撃が走りました。

日経平均は約600円安、マザーズは5%安のショック的な値下がり

朝には、安倍首相が任期を全うすると言われ安心感がありましたから、
突然のニュースに反応も大きかったように感じます。

良くも悪くも、アベノミクス相場は一旦終わりを告げ、
相場転換のきっかけとなり得る出来事でしょう。

アベノミクス相場から相場環境も良くなり恩恵を受けた投資家も多い事と思います。
アベノミクス相場も終わり、ここからアベノミクス相場世代の真価が問われる時節に入るかもしれません。

◎仕事と投資、どちらに力を入れるべき?

前回、前々回と私のお金の使い方、特にトレード資金と自己投資をどのような考え方で行うかを解説しました。

今回はどのような視点で資産形成を行うか、
考え方、道筋を示したいと思います。

資産形成にあたり、よくある問いが、

『仕事と投資、どちらに力を入れるべきか?』

というものです。

投資を始めるには、運用元本(タネ銭)が必要です。

遺産を引き継ぐなど、特別な事が無い限り、これは自分の収入を貯蓄して運用元本を作る必要があります。

しかし、

仕事を頑張って、高い給料を得る事に力と時間を注ぐべきなのか?

節約を頑張って、支出を減らしなるべく給料を使わず残す事に力と時間を注ぐべきなのか?

それとも、投資の勉強をし、利回りを高める事に力と時間を注ぐべきなのか?

それとも、仕事を辞めて、自分でビジネス(事業)をやるべきなのか?

これらの質問を整理しないと、効率的な時間とお金の使い方、
そして資産形成に挑む事は出来ません。

私はこれらの問いに対して、以下のように考えています。

第1フェーズ:運用元本を貯める(主に仕事をする)

第2フェーズ:事業家となり、自己のビジネスで運用元本を運用する

第3フェーズ:資本家となり、他者のビジネスで運用元本を運用する

以上、3つのフェーズがあります。

また、

1→2→3 と進むケースと

1&2→3 と1と2を併用しつつ3に進むケース

1→3 と1から3に直接進むケース

の大きく3つの進路があります。

順に説明していきます

★第1フェーズ:運用元本を貯める(主に仕事をする)

これは、まず運用元本(タネ銭)を貯めるフェーズです。

仕事で、なるべく高い収入を得る事、そして、節約してなるべく収入を高い比率で運用元本に回す事が大切です。

このフェーズをクリアしないと、自分でビジネスを行うことも、投資を行う事も出来ません。

目安は、年収の0.5倍~2倍、金額にして200~1000万円です。

★第2フェーズ:事業家となり、自己のビジネスで運用元本を運用する

これは、自分自身で独立しビジネスを行うフェーズです。

独立したビジネスで収益を発生させ、投資元本を運用します。

自分が得意なビジネス分野があり、経営できる能力や協力者がいる場合は自分で事業を行うのが良いです。

自分のビジネスなので、収益率は高いからです

ただし、すべて自己責任(無限責任)です。

なお、システムトレードを始めとした短期トレードは、自分で検証、発注といった運用と収支を付ける管理といった事を自分で行うため、3の投資の分類ではなく、こちらの事業の括りに入ります。

なお、トレードビジネスは税金面では投資家の分類なので少し税制面では有利と言えるかもしれません。

★第3フェーズ:投資家となり、他者のビジネスで運用元本を運用する

これは、上場企業やファンド(投資信託)、不動産、外貨預金など他社のビジネスでお金を役立たせ、収益を得る方法です。

株式の場合、(2と比べ)企業の部分所有になるので投資額に対し、取り分が大幅に減ります。ただし、会社の運営や経営は任せる事が出来ます。

ただし、企業や投信の目利きは必要で、その委任先(銘柄)の選定は自己責任です。

また、不動産や外貨預金も投資の分類に入ると言えるでしょう。

第3フェーズは運用元本が大きくなり、第2フェーズの自己の事業で運用出来ない程の運用資産となった場合や、自分で事業をやりたくない、自分自身で事業をやる能力が無い場合に選択すべきフェーズです。

基本は

1→2→3 で行っていくのが良いと思いますが、

仕事を辞めるリスクを取りたくない場合は

1&2→3 と仕事と副業を両立させる方法もあります。

高収入であったり、地合いが良く投資環境が良い場合は

1→3 

と直接進むのも一つの手だと思います。

基本はこの3つのフェーズを良く理解し、自分の収入や地合い等も考えながら
検討し最良の選択をしていく必要があります。

では次回、お楽しみに!

 

ー夢幻

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。