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From;平山修司
東京の自宅より、、、
先々週から、まだ銘柄分析をしたことがない人向けに、
「外食企業の分析」をオススメしました。
それには、3つ理由があります。
その1つ目は、
「親しみがあり、分析しやすい」ということでした。
そして、先週お話しした2つ目が
それが「出店計画から今後の業績予想が立てやすい」ということでした。
そして、、、
今回は、いよいよ最後の理由です。
3つ目の理由をお伝えします。
結論から言うと、その3つ目の理由とは、
【月次を発表をしている企業が多い】
ということです。
外食企業には、前月の売上動向を
毎月発表している企業が多く存在します。
この前月の売上動向のことを「月次(げつじ))」と言います。
この話を進めるに当たり、
他の上場企業のについて、確認しておきましょう。
他の多くの上場企業は、
3ヶ月に一度、3ヶ月分の決算(決算短信)を発表します。
すでにファンダメンタルズ投資をしている方であれば、
お馴染みの話かもしれませんね。
ただ、この決算発表については、
1つ問題があります。
それは、その決算発表は、
たいていの場合、決算を実施してから
1ヶ月~1ヶ月半が経過してから発表されることです。
そうです。
ここには、実際の決算をしめた時期から、
発表までに時間差があるということです。
これが問題なのです。
だから、他の上場企業ですと、
遅れて売上の情報などが入ることを想定しておかないといけないのです。
でも、今の時代は、情報の流れのスピードが
ことごとく速くなりましたので、
この時間差は、少し前よりも命とりかもしれません。
命とりは言い過ぎかもしれませんが、
「時は金なり」というくらいですから、何らかのマイナスはありそうですよね。
具体的には、3月決算の企業の場合であれば、
10月~12月までの3ヶ月分を加えた売上数字を
1月下旬から2月中旬に発表します。
最短でも1ヶ月は時間差があるのです。
これは、けっこう大きいですよね。
それこそ、もし10月に業績が悪くなっていても、
実際に知るのは、3~4ヶ月あとの翌年1~2月です。
こういった情報が重要なファンダメンタルズ投資では、
「う~ん」となってしまいますよね・・・。
では、「外食企業」は、どうでしょうか。
外食企業は、月次を発表しているところが多いです。
つまり、月次を発表している企業であれば、
先ほどのような、時間差はなくなります。
10月の売上は、11月に発表されることが多いです。
だから、翌月には、その企業の売上が
良かったか、悪かったかが、分かってしまうのです。
ということは、、、
その他の上場企業に比べて、
圧倒的に情報が早く取れるのですね。
しかも、
このように月次が出ていれば、
決算発表前に、おおまかな決算の売上状況は確認できます。
もし、事前におおまかな決算の売上状況が確認できれば、
他の上場企業のように、遅れてくる情報と、3ヶ月でないと分からない売上が分かります。
そして、そのときに抱える
妙な緊張感や不安もなくなることでしょう。
いかがですか?
この情報の時間差を考えると、私が外食企業を
オススメする理由が見えてきたのではないでしょうか。
トレードや投資は、最後はあなた自身の「メンタル」が大きく左右します。
そういった意味では、まだかまだかと待つ情報よりも、
取りやすい情報を積極的に取れる企業を対象にしたほうが、
精神的にはラクです。
そして、そのラクさは、あなたの安定した利益にきっとつながるでしょう。
12月は忘年会シーズンで、
何かと、外食する機会が増えているかと思います。
ぜひ、そこで訪れた企業などを
分析してみると、面白いかもしれませんね。
トレードや投資は、そういった小さな一歩が重要です。
あなたも、この小さな一歩をふみだしてみませんか?
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何と・・・このご時世には珍しく、増刷が決定したようです。
システムトレードをこらから勉強する人には「必須」ですよ。
紫苑
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量
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