株式投資は何のためにする？私が投資を始めた理由【夢幻】

2020.11.15

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夢幻です。

皆さんはどういった目的で投資を始めたのでしょうか？

私自身は、約16年前に書籍『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで、ラットレースに居ることに危機感を感じそこから抜け出すために投資を始めました

ラットレース（英語:rat race）とは、働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態のことです。

例えば、

毎月の給料から、食費や家賃、交際費などが必要経費としてかかります。
その他、家や車を買えば、ローンの支払い、結婚していれば養育費や学費などの出費もあります。

結果、給料はほとんど消費され、いつまで貯蓄は出来ないままです。

こうして、収入を消費しながら人生を送り、自分の資産を築くことなく過ごしていくことです。

つまり、ラットレースという表現は自分の生活基盤が自転車操業状態で、

お金の為に働く状態になり、
いつまでたっても、お金に縛られた状態を抜け出すことは出来ません。

当時の私は上場企業に勤めており、
収入は安定しており、かなり残業もしていたため、月々5～10万円の貯蓄をする事は出来ましたが、ラットレース状態である事に変わりはありませんでした。

そして、金持ち父さん貧乏父さんでは、収入の状態により4つにカテゴリ分けされており、

＜労働収入＞
①Employee=労働者
②Self employed=自営業

＜権利収入＞
③Business owner=ビジネスオーナー
④Investor=投資家

のどれかに含まれるとされています。（兼用の場合もあります）

ラットレースから抜け出す為の具体的な方法として、権利収入を得る事の出来るビジネスオーナーかあるいは投資家になる方法が書かれていました。

そのため、自分の収入の中から貯蓄をし、それを投資をして収入を得ようと考えました。

それは私が、将来自分の会社を持ちたいと考えていたので、会社を辞めた時に、収入が無くなる事が不安だったからです。

そこで、自分の貯金を運用して、そこから月々の安定したキャッシュフローを得ようと考えました。

自己資産を運用することで、会社勤めと同額程度の投資収入があればそれで生活は維持できますから、自分のやりたい事業に全力投球できると考えたわけです。

その後、ビギナーズラックもあり、大相場で数千万の資産額まで行きましたが、ライブドアショック～リーマンショックまでの相場で大きく資産を減らします。

その後、システムトレード１本に絞り、研究に研究を重ねることで、トレードでようやく安定したキャッシュフローを得ることが出来るようになっています。

以前お話した通り、

運用収入＝運用資産×利回り

ですから、

大切な要素として、

「運用資産の大きさ」

「利回りの高さ」

そして、この式からは分かりにくいのですが、

「利回りの安定性」

も私の目指す、”安定したキャッシュフローを得る”為に欠かせないものとなっています。

特に気を付けていることが、トレンドの変化に対応出来るかどうか？です。

大体相場は10～15年周期で大きく分けると、上昇相場、持ち合い相場、下落相場がそれぞれ３～５年の繰り返し起きる傾向にあります。

もちろん、利回りを安定するためには、様々なトレード戦略（ストラテジー）を組み合わせるのは必須となりますが、

単一のストラテジーでも、このトレンドに左右されにくい設計にしてあります。

自分の資産を作るのも大事ですが、

こうして安定したキャッシュフローを生み出す仕組みを構築すれば、

資産を減らさず安定したキャッシュフローを生み出す事が出来ます。

多くの人はまとまったお金を貯めて、それを切り崩して老後に備えるイメージを持っているとおもいますが、私はそういったイメージを持っていません。

安定して、かつ生活費を大幅に上回るキャッシュフローを生み出して、

資産を増やしながら、安定したキャッシュフローを得続ける事が理想です。

このような目的意識を明確にした、運用を目指したトレード戦略になっているため、

専業投資家になってから7年連続プラス、
今年のような荒れ相場でも、2月以降は連続プラスをキープできています。

さて、皆様は何の為に投資を始めたのでしょうか？
資産をどのように活用したいですか？
どういう金銭状態になれば好ましいですか？

ぜひ一度、見直してみてください。

それがトレード戦略改善のヒントとなるかもしれません(笑)

ではまた来週もお楽しみに～！

 

ー夢幻

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50％下回ることがないという安定した実績を残している。