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あっという間に2020年が終わりますね。
コロナ禍でいろいろとイレギュラーな状況が発生しましたが、
私の例年12月の投資戦略にも多少の影響が出そうです。
実は、今年12月は、ボーナスタイムとなる可能性が高いです。
何がボーナスタイムかと言うと・・・
【株主優待のボーナスタイム】となる可能性が高いです。
株主優待というと、3月と9月が熱い月ですが、
12月はそれに続いて熱い月です。
単純な銘柄数だけで言うと12月は3番手なのですが、
利益幅という意味では一番熱い月かもしれません。
そもそも12月相場は、個人投資家主体の相場です。
機関投資家が長期休暇に入ることから、
徐々にポジションを減らし、新規の買いを控えやすい月です。
一方で、個人投資家はボーナスが入り、かつ
長期休暇に入り余暇が増えるので、売買が活発です。
個人投資家に好かれる銘柄が上がりやすい月なのです。
だから、優待を発行している企業の株価は、
上がりやすい傾向があるのです。
例年、優待銘柄の株価上昇が期待できるので、
10月や11月から目ぼしい銘柄をチェックしておくことで、
12月の株価上昇の恩恵を受けることが出来るのです。
さて、これは例年の傾向なのですが、
2020年に限って言えば、例年よりも熱くなりそうです。
なぜなら、コロナ禍だからです。
コロナ禍で、外出自粛の影響から、
飲食系の企業の株価はかなり下がっており、
どの銘柄も低位安定しています。
最近もコロナ感染者数が増えているので、
せっかく復調傾向にあった株価が下がっています。
よって、ここ数年で見ると、
飲食系の株価はどん底に位置しています。
しかし、優待の内容は変化しませんので、
相対的に例年よりも優待利回りが向上しています。
飲食系企業は、12月決算を採用している企業がそれなりにあり、
今狙い目の銘柄となっているのです。
また、飲食系に限らず、金券を優待にしている企業もあり、
飲食系優待と金券系優待をあわせると約120社あります。
配当利回りと優待利回りをあわせると、
5%を軽く超える銘柄がゴロゴロしています。
直近はコロナの感染者数が増加しており若干不安定な相場ではありますが、
今から買いたい優待銘柄を注目しておけば、
優待権利確定日までに仕込めるチャンスはあるでしょう。
安いところで購入できてしまえば、
後は権利確定日で優待を獲得しても良いし、
権利確定日までに株価が大きく上がったのならば、
キャピタルゲインを狙ってもいいでしょう。
いやー、今年はいい優待を安く買えるので、
いつも以上にワクワクする12月ですね。
例年は片手間程度でしたが、
今年は本気で狙いに言っても十分な価値がありそうです。
みなさんも、12月優待銘柄に注目してみてはいかがでしょうか。
なお、ココ最近毎週お伝えしていますが、
株1年間グランドチャンピオン大会に出場します。
株プロと1ヶ月間のパフォーマンスを競う大会なのですが、
私は2年ぶり4度目の年間チャンピオン大会です。
やっぱり年間チャンピオン大会は競合ばかりなので、
正直勝てる自信はほとんどありませんが、
なんとか勝って優勝したいですね。
11月30日から12月30日までの1ヶ月間の勝負です。
毎週月曜日の夕刊フジで確認できますので、
もしよかったらご覧頂ければ嬉しいです。
ー田村祐一
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田村 祐一



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